長い間、オジサンはマーケティングの対象とはなりませんでした。相手にされなかったわけです。仕事ばかりの生活、人生を過ごしてきて、趣味はゴルフぐらい。日常生活では、家庭での発言力もなく、特に購買の決定権も持っていないのがオジサンというように捉えられていました。さらに、リストラの嵐の中で、オジサンはいじめにあってきました。もう余計者扱いです。
しかし、よくよく考えてみると変な話です。ドラッカーも、一番確実な変化は、人口動態だと指摘していますが、人口が多くて、可処分所得が多いのは、オジサン世代です。実にいい潜在ターゲットですね。
完全に無視されていたオジサンが消費市場で注目されてきたのは、デジタル家電ブームからです。デジタルカメラから始まったデジタル家電ブームを支えてきたのが、実は、このオジサン達です。オジサンの財布の紐が緩みました。大きいですね。金の鉱脈です。
家具屋さんに行っても、ソファー売リ場が変わってきています。結構高価なリラックスできるゆったりソファーが飛ぶように売れ始めています。車も、クラウンがヒットしています。よくよく世の中を見ると、結構、オジサンをターゲットとしたマーケティングが始まってきています。
子供達も学校を卒業し、生活にゆとりが生まれてきた世代です。さあ、あなたなら、このオジサン・マーケットをどう攻略しますか。どんどんアイデアを出して、オジサンを楽しませてください。

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