今週、目に止まったニュースがありました。もうすぐ、マツモトキヨシからドラッグストア売上トップの座を奪うウエルシアが、北海道の地域コンビニ、セイコーマートを展開する株式会社セコマからワインの供給を受けるという話題です。

なぜ、ドラッグストアが、コンビニからワイン?これは、他の地域では必ず、セブン−イレブンが地域トップになっていくのが普通なのに、北海道ではなぜセイコーマートがトップを維持できているのかの秘密のひとつなのです。実はセコマは、ウエルシアどころか台湾にもワインを輸出しています。
セイコーマート、台湾にワイン初輸出 自社商品をアジアで拡販  :日本経済新聞 : 

知人の方に北海道のお土産でなにがいいかを聞かれることがありますが、セイコーマートのワインもおすすめの一品です。とにかく桁違いに安く、しかも美味しいのです。海外直輸入のワインが、ボトル一本420円から買え、フランス、イタリア、スペイン、チリなど、世界各国のワイン揃っています。ボージョレヌーボーは、毎年チャーター便で千歳空港に届き、北海道ではそれがニュースになるぐらいです。そしてセイコーマートのワイン価格が安いというよりは、それが世界のワインの価格水準に近いのです。
ご興味のある方はセイコーマートのワインリストをご覧ください。
Seicomart Wine Book(PDF)

一方のウエルシアは、マツモトキヨシを売上規模で抜くのは、同じイオングループの「ハックドラッグ」を経営するCFSコーポレーションを傘下に収めたことによるものですが、既存店の売上も順調に伸びてきており、一方で食品、方や調剤と両ウィングを広げる戦略が成功していると見ることができます。

セコマとしては、コンビニ御三家が激しく競合する本土のコンビニ激戦区に落下傘で飛び降りてみても勝算は低く、それよりは他のコンビニよりも進んでいるPB開発で築いてきた調達力や開発力を生かした外販で売上を伸ばしたい、ウエルシアとしては、価格競争力のあるワインを加えることで、さらに食品の売上を伸ばしたいという思いが一致したのでしょう。

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