稲田防衛相がこのタイミングで靖国に参拝する動機はなにでしょうね。安倍総理が真珠湾攻撃の犠牲者らが眠る墓地で献花し黙とうをささげ、アリゾナ記念館で演説したことが、保守系の米国メディアもが評価していたのですが、それを台無しにしかねないリスクを負ってまで靖国に参拝ですか。

しかもこの歴史的な訪問に緊張した面持ちでハワイに出発した安倍総理と対照的に、まるで小学生が修学旅行に向うように満面の笑みをたたえていた稲田防衛相が印象的でした。
 
あまりに軽いのです。靖国参拝は「祖国のために命をささげた方々に対し、感謝と敬意と追悼の意を表することは、どの国でも理解して頂けると考えている」とのことですが、そうでないことは誰が考えてもわかることで、それでも信念があって強行するのなら、そう言えば良いのです。

邪推かもしれませんが、真珠湾の犠牲者に黙とうをささげることに超保守派が反発することをおそれ、靖国に参拝することで我が身を守ったということではないでしょうか。

これまでも軽すぎる大臣として資質が疑われてきた稲田防衛相ですが、さらに減量してまた一ランク下げ、勝ちを狙ったという感じですね。国益を第一に考えるという意識が欠けているのではないかと疑ってしまいます。