ニュースを見て、なるほどと感じさせたのが9月15日にスタートした動画料理メディアSpooonn! by KODANSHAです。料理の作り方を動画で紹介してもらえ、またスマートフォンを見ながら料理するというのはいかにも便利そうです。

スマホを見ながら料理ができるという点ではクックパッドも同様ですが、クックパッドの場合はユーザーが参加して、レシピを投稿するので、コンテンツの集積がクックパッドの価値の厚み、深みを増してきています。クックパッドの決算資料を見ると、投稿メニューは6月時点で244万品に達し、月次利用者数も順調に伸び、今年の6月時点では延べ6,109万人に達しています。

クックパッドのレシピは、なぜ主婦の心を掴むか : 

11
グラフはクックパッドIR資料より

しかし、動画料理メディアとなると、クックパッドほどのメニューの蓄積は期待できません。それを料理の本や雑誌で蓄積してきたコンテンツで番組を制作し提供するというのはいかにも講談社らしいと思いますが、焦点は出版社の強みを活かしてプロの業でつくったコンテンツがどれだけ見る人の共感をえることができるのかでしょうか。
動画をFacebook、Youtube,Twitter、Instagramで配信するというのはいいアイデアのように感じます。

講談社の料理動画 メディア「Spooonn! by KODANSHA」配信スタート! 料理レシピ本大賞in Japan・入賞レシピ動画も公開中!


【各配信URL】

〈Facebook〉https://www.facebook.com/spooonn.tv/ 

〈YouTube〉 https://www.youtube.com/channel/UCM4DggfIW3oHt1ilN04bvHA

〈Twitter〉 https://twitter.com/Spooonn_tv

〈Instagram〉 https://www.instagram.com/spooonn_by_kodansha/


見る人達がかかわることも可能で、見た人たちの話題に乗せてもらえるかが勝負どころになってきます。さて、動画だということ、またSNSを利用した配信方法で、うまくクックパッドと棲み分けできるかどうか、ウォッチするには面白い題材だと思います。

SFAによる顧客管理ならアクションコックピット
モバイルの活用が広がる営業支援システム アクションコックピット