ゲーム評論家からは、一時的なブームを引き起こしたものの、すぐに飽きられるだろう、いやはや失速してきていると酷評されたポケモンGOですが、なかなかブームは消えそうにありません。

TechCrunchの記事によると、最初の一週間でのダウンロード数やGoogle Playでの最速の5000万インストール の記録に加え、ゲーム史上最速の売上5億ドルを達成したようです。

ポケモンGO、売上5億ドル達成はゲーム史上最速―App Annieが詳細レポート発表 | TechCrunch Japan :

 

ということは、ポケモンGOについてはこれまでのゲームの常識、あるいは成功の法則から外れていて、また従来のゲームとは違ったユーザー層が、これまでのゲームとは異なるところで楽しんでいるという可能性が高いのではないでしょうか。


ポケモンGOは中間のゴールがないために、達成感が得られず、すぐに飽きられ離脱するだろうという話もありましたが、そもそも最終ゴールがどうなるのかもわからない、まして中間ゴールもわからないままに遊んでいる人、これまであまりゲームをしてこなかった人が案外多いのではないでしょうか。すくなくとも周囲の人たちはそうです。


それよりは、マーケティングのサイドから見れば、ポケモンGOはゲームの世界に新しいビジネスモデルをもちこんだように見えるし、今後、ポケモンだけではなく、ビジネスモデルやゲームそのものが、まだまだ進化していくのではないかと感じます。


ポケモンGOと提携したマクドナルドが8月も好調でした。マスコミが囃し立てるような「ポケモンGO効果」だけではなく、新メニュー効果も加わった結果でしょうが、それでも課金だけでなく、提携による収益も期待できます。


この勢いに乗ってか、任天堂がまずはiPhoneアプリとして『スーパーマリオラン』を12月に発売することが発表され、iPhone7そのものよりも、サプライズでした。ようやく任天堂にも明るい兆しがでてきたのではないでしょうか。


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