
マクドナルドが7月のセールスレポートが発表しました。年初に見せた回復の勢いがやや鈍化していたなかで、既存店売上高が前年同月の26.6%増といい結果がでています。はたしてポケモンGO効果が売上を押し上げたのでしょうか。
微妙です。たしかに足踏みしていた客数増を前年同月の9%増と持ち上げていますが、それよりも売上増に貢献しているのは客単価アップで、7月は15.3%増でした。
客単価アップは、マクドナルドのコメントのように新メニューによるところが大きいのでしょう。
7月は、日本マクドナルド45周年を記念して古き良きアメリカの味をイメージした「1955 スモーキーアメリカ」と、日本のおいしさを追求した「1971 炙り醤油ジャパン」を発売いたしました。商品のおいしさに加え、パッケージまでこだわったこれらの商品は、多くのお客様にお楽しみいただくことができました。
加えて、「クラシックフライ はちみつマスタード」も同時販売し、こちらも大変ご好評頂きました。
また、夏シェイクシリーズとして「マックシェイク 沖縄パイン」に続いて、人気の期間限定メニューとなった「マックシェイク ヨーグルト味」を販売しました。
ポケモンGOとのコラボレーションは店舗への集客を狙ったものですが、伸び悩みはじめていた客数も確かに9%アップとなったといえ、ポケモンGOの押し上げ効果は、ポケモンGOの日本リリースが遅れ、7月22日となったために、実際の効果が結果にでてくるのは来月を待つ必要がありそうです。
とはいえ、道すがらに何店かのマクドナルドの郊外店の駐車場の入りを見ているとあきらかに車が増えているので客数も増えてきているのだと思えます。
ゲーム好きのヘビーな層の人には評価が低いポケモンGOですが、ポケモンGOのターゲットはそういった層を狙っているのではないので、むしろ飽きさせない仕掛けをどれぐらい提供し続け、プラットフォームにユーザーを押しとどめることができるのかで成否がわかれるのだと思います。
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