民主党の党名募集の評判がよくありません。いったいなんのために存在している党なのかのアイデンティが揺らぎ、さらに維新と合併する大義もよくわからず、また期待感も醸成できない政党の党名といわれても困惑するだけです。
いいじゃないですか、「民主党」で。だから、もうお笑いネタのような状態になってきているようですが、自業自得かと思います。
【民維新党】「帰ってきた民主党」「七転八党」「野党連合」…党名募集でネットはまるで大喜利に!(1/2ページ) - 産経ニュース

マクドナルドが、人びとのマインドから消えていくリスクよりもなりふりかわまない「商品名募集」で、人びとの注目を集め、一定の成果を得ました。それにあやかりたいというのでしょうか。
しかし、決定的に異なるのは、マクドナルドは、リカバリープランを掲げ、顧客や現場を重視した基盤がための改善を続けてきた、そのステップの総仕上げ、また次のステップへの流れを変えるためにプロモーションを行ったのに対して、民主党は信頼回復のための戦略もないままに、「事情」でプロモーションをしようとしていることです。

誰しもなんらかの「事情」を抱えているものですが、だからこそ、日本の舵取りとなることをめざしている政党はそれを感じさせてはいけないのです。出戻り議員集団の主張に耳を傾ければ傾けるほど、ますます信頼がぐらつきます。結局は数合わせに走っているとしか映りません。

自民党も、民主党も実態は、選挙互助会のようなものでしょうが、そのイメージを持たれたほうが負けです。おそらく自民党を選挙互助会と感じる人は少ないと思いますが、その点は巧みさが違うからでしょう。

国民に聴くとすれば、信頼回復のための再建案で競い合い、どんな案を国民は支持し、民主党になにを望んでいるのかでしょう。それはすなわち開かれた代表選です。そのほうがよほどか面白そうです。

アメリカの大統領予備選に負けないぐらいに盛り上げることから考えればと思うのですが、岡田代表にはちょっと無理そうな選択肢でしょうね。

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