エキスポシティと言われても、それなに?という方もいらっしゃるとは思いますが、今秋、大阪千里の万博記念公園にオープンした日本最大級の大型複合施設です。そのエキスポシティに登場した「109シネマズ大阪エキスポシティ」のIMAXシアター11でしか体験できない『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』があるそうです。
「最高のスター・ウォーズ」を見るなら大阪がいい 規格外の画質で映すスクリーンがあった - 日経トレンディネット

このエキスポシティと万博周遊道路を挟んだ真向かいには、ガンバ大阪のホームとなる、日本で初の「寄付金でつくられた」市立吹田サッカースタジアムもオープンしています。エキスポシティとスタジアムは工事が重なったので、建設中はほんとうに大阪か、いや日本なのかと目を疑いたくなるほど重機が立ち並らんで開発が進んでいました。来年には大観覧車も完成します。

大阪以外の方にはなかなか伝わらないかもしれませんが、このエキスポシティは、大阪府政がいかに変わったかを象徴するスポットです。かつてこの敷地にはエキスポランドがありましたが、施設の老朽化と不幸な事故で閉鎖に追い込まれ、橋下知事や松井知事による改革が始まるまでは、国や府の無策がもたらした荒れ地になっていたのです。

その経緯については橋下前大阪市長のツイートをブロゴスが時系列順に並べてくれていますのでぜひ御覧ください。なぜおおさか維新がダブル選挙で圧勝したのかの一端を感じていただけると思います。
エキスポランド跡地を放ったらかしにしていたのは、大阪自民・民主・共産の大阪府政だ。 - 11月17日のツイート

それはともかく、かつては観光では素通りされていた大阪も、USJのイノベーションによって集客の拠点が生まれ、また外国人観光客が道頓堀に集まるようになって、さらにエキスポシティが加われば、観光都市に生まれ変わることができそうです。
そうなると、関西は、大阪、神戸、京都、奈良の豊かな観光資源に恵まれた、アジアを代表する観光スポットになることも夢ではなくなります。

エキスポシティは、新大阪からは地下鉄とモノレール、伊丹空港からはモノレール一本と交通の便がよく、千里の桃山台に停まる高速バスなら、そちらで降りればモノレールの千里中央まで一駅です。

変化し始めている大阪、エキスポシティにしかない「最高のスターウォーズ」をぜひ体験してみればいかがでしょうか。