堕ちたまま浮上できないマクドナルドが、セットメニュー「昼マック」の割引を廃止する方針を固めたそうです。原材料高が原因だとか。ネットでは「ネットユーザー騒然!」といった言葉も散見されるけれど、それほどの衝撃があるのなら、マクドナルドの業績はとっくに回復しているはずです。
【衝撃】マクドナルドの昼マックが廃止という報道にネットユーザー騒然! ネットの声「こまる!」「それならモスでいいな……」 | ロケットニュース24

昼食マックの件はこちらが詳しいので、リンクを貼っておきます。
マクドナルド、昼のセット割引廃止 原料高を商品に転嫁  :日本経済新聞

いやはや、ワタミとマクドナルドが壊れかけのピアノ状態から抜け出せません。ワタミは、赤字の本業を売るに売れず、まだ利益がでている介護事業を売ってやっと資金ショートを防いだけれど、あとは一発逆転の手がなければ、詰むまでは時間の問題と見ている人も少なくないはずです。それともサントリーが救済するのでしょうか。
 サントリーはワタミを救えるか

日本マクドナルドも、昨年の失速から回復できず、赤字が続いています。8月に対前年同月比でようやくプラスに転じたといっても、昨年との比較では惨めで、また9月の既存店売上がマイナスです。4月に15年12月期の連結純損益が380億円の赤字と業績見通しを発表していましたが、6月の中間決算ですでに262億円の赤字を計上しているので前途多難です。

そういえばマクドナルドは米国本社も不振で、4月に立て直し計画が発表されていますが、直近の第2四半期決算では、売上高がおよそ1割減、営業利益が16%減。まだまだて手直し計画の結果がでるのは先のようです。
その流れでしょうが、9月に、米国で、10年かけて平飼いの卵に切り替えることや、朝食メニューが一日中食べられるようにすることが発表されました。
マクドナルド、放し飼いの鶏卵へ10年かけ移行  :日本経済新聞

朝食メニューが一日中という手をブロゴスでお馴染みの広瀬さんがずいぶん評価されていました。
マクドナルドの「オールデイ・ブレックファスト」メニュー導入について 口が奢っている日本人には、エッグマフィンという最終兵器のスゴさが、わかっていない

しかし、意地悪く考えると、これまでのマクドナルドの既成概念を破るような新メニューが開発できないために、朝食メニューでごまかす窮余の一策かと感じます。

要は、マクドナルドは、その成功の上に経営や店舗運営の仕組みを築いてきたわけですが、その仕組が今では足かせとなりニッチもサッチもいかなくなってきたということなんでしょう。調達、加工、配送、調理の仕組みを変えるにしては、規模が大きくなりすぎたのです。たとえば、丹波黒豆入のバンズとかが今なら美味しそうだとか、京都産地鶏バーガーがいいといっても、採用できないのでしょう。

そういった枠組みでは日本市場での競争力を発揮できるとは到底思えず、不振から抜け出すには、日本マクドナルドを売却して経営を刷新するのがベストなのかもしれません。

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