倉敷市の小学5年製森山咲良(さくら)さんが行方不明になっている事件が心配です。一刻も早く無事に発見されることを祈るばかりですが、報道では、持っていたGPS機能付きの携帯で行方不明後の位置がわかっており、長時間同じ場所を示していたということです。
報道内容から察するに森山さんが持っていた携帯はauが扱っている京セラのmamorinoシリーズのものだったのでしょうか。そうならセキュリティとしては、なんらかの限界があったのかもしれません。

セキュリティといえば子どももそうですが、ストーカー事件も気になるところで、セキュリティに役立つスマートなソリューションが求められるところです。

おそらく、セキュリティに関してこそ、常に身につけ、いちいちバッグやポケットからださなくとも、なんらかのとっさの操作が簡単にできるウェアラブル端末のほうが役に立ちそうです。

認知症の徘徊から行方不明になった数が、昨年1年間で1万人を越えたというニュースもありました。こちらもなんらかのウェアラブル端末をもっていれば、早期発見も可能です。

以前、取り上げたCUFFという製品は、セキュリティのためのおしゃれなウェアラブル端末です。
ウェアラブル・コンピュータのエレガントなもうひとつの流れ
日本でも、こういったセキュリティに取り組み、超小型GPS搭載のシューズやアクセサリーを商品化しているところもあります。
超小型GPS搭載シューズ&アクセサリーのチェリー・BPM

二番煎じのウォッチとかリストでお茶を濁すのではなく、各社知恵を絞って開発に取り組んでみてはどうかと感じます。またこういったウエアラブル端末は、家族だけでなく、学校や警察、また病院、老人ホームなどとの連携も必要になってくるものと思います。その観点では、政府主導で、単に機器だけでなく、しくみも含めたアイデアコンペでもやってみればどうでしょうか。それこそ成長戦略のひとつになってきそうです。


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