これまではアップルTVが先行していたわけですが、ようやくグーグルのクロームキャストが日本でも売られるようになりました。わずか4,200円の投資でテレビが変わるところが魅力です。YouTubeやGoogle Playの動画といったGoogleのコンテンツだけでなく、ドコモのdビデオ、KDDIのビデオパスの作品も見ることができるようです。
アップルTVは昨年に全世界で1,000万台が売れ、iTunesでのビデオ関連コンテンツの販売を合わせると売上が10億ドルを超えたそうですが、アップル全体から見ればまだまだ小さな分野にすぎないとしても、やはり役者が揃ってくると市場が育ってきます。
Apple TV: 2013年の売上台数は1000万, コンテンツを合わせると売上額は$1Bを超す | TechCrunch Japan

アマゾンもセットボックス型のFire TVを発表しています。Amazonは最初から、Fire TVをゲーム機としてもみなしているということですから、任天堂も、マイクロソフトも、SONYも、ただでさえスマホのゲームとの競合に加え、さらにライバルが参入することになり、大変です。それぞれの違いについては、テッククランチがレポートしていますのでご関心のある方はそちらをどうぞ。
AmazonのFire TVをApple TV, Google Chromecast, Rokuと比較してみた | TechCrunch Japan

今は、自宅ではSONYのネット対応のBRAVIAに、機能は重なるものの、さらにアップルTVを使っていますが、アップルTVを使うと、インターネット対応のテレビの使い勝手の悪さをつくづく感じます。

やはりYOUTUBEを見るとなると検索の便利さが必須条件になってきますが、テレビのリモコンボタンで検索ワードを入力させる不便さは、まじめに商品を開発しているとは思えません。機能をつけただけの「日本製品」そのものだと感じされられます。笑ってしまったのはスマホでもリモコン操作ができるアプリがあるのですが、まったくおバカさんなテレビのリモコンそのものなのです。どのような事情があるにせよ、しっかりしてよと言いたくなります。アップルTVの場合はMacbookAirやiPad、またiPhoneで操作して、その画面がAirPlayでテレビで見ることができるので便利です。

アップルTVやクロームキャスト、さらにアマゾンのFire TVなどを利用すると、さらに任天堂やSONYのプレイステーションが進化してくると、テレビも変わってきます。それだけでなくコンテンツの市場にも大きな変化が起こってきます。価格のバカ高いネットによるビデオ配信、オンデマンドサービスも変わるでしょう。そんな時代がやってくるのが楽しみです。

それはそうとして、そもそもテレビゲームを普及させたのは日本なのですから、元祖がやればこうなるというサプライズで、日本の企業にも頑張ってもらいたいところです。


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