吉野家の好調が続いています。かつてすき家の攻勢を受け窮地に追い込まれた姿はそこにはありません。3月の月次情報が発表されましたが、昨年度の全店売上高を対前期比で11.2%伸ばした勢いが3月も続いています。前年同月比で全店では19.8%増、既存店で15.5%伸ばしています。それとは対照的に、涙ぐましいまでの努力は感じるものの、マクドナルドが発表した月次情報では全店で3%減、既存店で2.6%減という厳しい結果でした。
とくに既存店客数がまだ-8.3減で、いまだに客離れに歯止めがかかっていません。今回のマクドナルドのコメントは、以前のように天候や業界不振などの「言い訳」でなかったところは評価したいと思います。
Welcome to McDonald's Holdings Japan
さて、牛丼御三家ですが、ゼンショーのすき家も、吉野家の「牛すき鍋膳」の独走を許すまじと、2月に鍋メニューを投入した成果がでて、2月の全店売上高は対前年同月比で8%伸び、3月も9.9%増と回復の兆しを見せました。ただ、4月からは鍋メニューを止め、牛丼の値下げによる低価格路線が吉と出るのか、凶と出るかは、今後の消費トレンドを占うひとつの材料になりそうです。昨年は前年の実績をキープしていた松屋は、鍋メニューの全店展開ができなかった影響なのか、やはり1月以降の売上は前年割れとなっています。
マクドナルドは、この間、客数減を客単価のアップでカバーしきれない状態が続いていますが、この状態の打開に向け、消費税のあがった4月1日から、すき家と同じく、逆張りの値下げを行い、税込み100円ハンバーガーを打ち出しています。
なにか業績低迷を値下げで打開しようというのは、6月にベネッセの会長兼社長に就任される予定の原田さんが改革を行った以前のマクドナルドに先祖返りしてしまったような印象を受けてしまうのですが、さて結果はどうでるのでしょうか。
ただ、100円メニューの低価格戦略が、マクドナルドの客離れ現象に一時的に歯止めをかけることができたとしても、根本的なマーケティング戦略の進化や転換がまだ見られないので、「復活」にはまだ遠いのではないでしょうか。
ファーストフードでいえば、あいかわらず釜あげうどんの店舗が増え、勢いを感じますが、トリドールが展開する丸亀製麺の月次データを見ると、既存店の売上高、客数も対前年割れが続いており、ブームが去ったという印象が拭えません。
月次売上高レポート|財務情報|投資家情報|株式会社トリドール
ファーストフード業界は、店舗数、売上高で規模が桁違いに大きなコンビニとの競合時代に入ってきています。消費者を引き寄せるようなメニューやサービスの個性や特徴、あえてファーストフードでなければ得られない独自な価値づくりが求められはじめてきているのではないでしょうか。違いをだせるとすれば、コンビニが店内調理で店内で食事をするイートインがまだまだ一部でしか展開されていないことです。つまり「店内体験」を工夫する余地がファーストフード業界にはあります。
「はやい」、「安い」だけでは消費者は便利なコンビニに流れていってしまいます。メニューを含め、店内で従来にない「新体験」を生み出すことがファーストフード業界に求められてきているのではないでしょうか。吉野家の「牛すき鍋膳」がその一端を見せてくれたように思います。
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さて、牛丼御三家ですが、ゼンショーのすき家も、吉野家の「牛すき鍋膳」の独走を許すまじと、2月に鍋メニューを投入した成果がでて、2月の全店売上高は対前年同月比で8%伸び、3月も9.9%増と回復の兆しを見せました。ただ、4月からは鍋メニューを止め、牛丼の値下げによる低価格路線が吉と出るのか、凶と出るかは、今後の消費トレンドを占うひとつの材料になりそうです。昨年は前年の実績をキープしていた松屋は、鍋メニューの全店展開ができなかった影響なのか、やはり1月以降の売上は前年割れとなっています。
マクドナルドは、この間、客数減を客単価のアップでカバーしきれない状態が続いていますが、この状態の打開に向け、消費税のあがった4月1日から、すき家と同じく、逆張りの値下げを行い、税込み100円ハンバーガーを打ち出しています。
なにか業績低迷を値下げで打開しようというのは、6月にベネッセの会長兼社長に就任される予定の原田さんが改革を行った以前のマクドナルドに先祖返りしてしまったような印象を受けてしまうのですが、さて結果はどうでるのでしょうか。
ただ、100円メニューの低価格戦略が、マクドナルドの客離れ現象に一時的に歯止めをかけることができたとしても、根本的なマーケティング戦略の進化や転換がまだ見られないので、「復活」にはまだ遠いのではないでしょうか。
ファーストフードでいえば、あいかわらず釜あげうどんの店舗が増え、勢いを感じますが、トリドールが展開する丸亀製麺の月次データを見ると、既存店の売上高、客数も対前年割れが続いており、ブームが去ったという印象が拭えません。
月次売上高レポート|財務情報|投資家情報|株式会社トリドール
ファーストフード業界は、店舗数、売上高で規模が桁違いに大きなコンビニとの競合時代に入ってきています。消費者を引き寄せるようなメニューやサービスの個性や特徴、あえてファーストフードでなければ得られない独自な価値づくりが求められはじめてきているのではないでしょうか。違いをだせるとすれば、コンビニが店内調理で店内で食事をするイートインがまだまだ一部でしか展開されていないことです。つまり「店内体験」を工夫する余地がファーストフード業界にはあります。
「はやい」、「安い」だけでは消費者は便利なコンビニに流れていってしまいます。メニューを含め、店内で従来にない「新体験」を生み出すことがファーストフード業界に求められてきているのではないでしょうか。吉野家の「牛すき鍋膳」がその一端を見せてくれたように思います。
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