大阪都構想に基づき大阪市を特別区に分割する区割りの採決をめぐっての大阪市議会で、やはり公明党が反対に回り、維新側は採決を断念したようです。公明党が反対したのは維新人気の陰りをみて、自民党との連携に舵を切った結果だと感じます。
それにしても大阪の自民党が酷い。まったくビジョンを示すことができないまま、一方的な決めつけでしかない批判を繰り返すばかりです。「大阪都構想の不都合な真実」というホームページをご覧になれば、おそらく共産党の看板をつけたほうが似合うというか、韓国の朴槿恵大統領の「告げ口」外交と同じニオイを感じてしまいます。
自民党 大阪府連 | 本気で考えよう!大阪の将来 大阪都構想の不都合な真実 : http://www.osaka-jimin.jp/not-osakato/

本気で考えて欲しいのは
自民党の大阪府府連や大阪市議団の方々のほうです。

「告げ口」批判をするよりは対案を示すこと、構想を府民に示すことが仕事です。

読んでみると、現状を改善すればいいという楽観的な感じで、大阪都構想のような改革はしたくない、変わりたくないという現状維持バイアスの心理が強く働いているようです。

そもそも大阪は、大阪市と大阪府で競い合ってムダな箱物をつくり続け、時代の流れに身を任せ、ずるずると凋落してきたのが大阪です。大阪府の県内総生産(名目)の推移を見ても経済圏のパワー低下に危機感を抱かないのでしょうか。

現状改善でなんとかできるという状況ではありません。今日はグルーバルな規模で都市圏間の競争に時代にはいってきていますが、日本で国際競争に耐える都市は東京だけになってしまったというのが実態です。

地元では大阪都構想に対する関心度は低下してきていることも事実です。維新の人気も陰り、大阪都構想も議会でもめているだけで、なにか身近な問題として考えられません。
大阪維新の会のホームページにタウンミーティングを録画した動画を集めた「成し遂げる One Osaka! 志士の声」のサイトがありますが。あまりにも閲覧数が少なく、志士の声が届いていないことにそろそろ気がついてもと感じます。このままでは大阪都構想がなにかについて、市民、府民の理解もないままに住民投票を迎えることになります。その結果は堺市市長選が物語っています。

自民党にはもっと大きな志を持って、大胆な構想を描いてもらいたいし、維新にはもっと市民を巻き込んだ運動を引き起こしてもらいたいものです。

それと「One Osaka」では元気がでません。それは手段であって、目指すは大阪が復活し、地域の潜在力、地域の価値が高まることです。

せめて「世界都市ランキングベスト10入り」ぐらいの目標を掲げ、そのためにはどうするのかで住民を巻き込み、自民と維新で構想を競い合えば面白くなってくるのではないでしょうか。