これは面白そうです。「動きの質」をひたすら追求できるスマホアプリ「MOTIONIST」ですが、開発し、リリースしたのが自動車メーカーのマツダというのも新鮮さを感じます。人の動きを「歩く」「走る」「ドライブ」の3つのモードで計測してくれ、スコア化して評価してくれるアプリです。マツダがほんとうに変わってきたことを感じさせてくれます。「動きの質が良くなると、明日の自分が楽しくなる」というキャッチフレーズも魅力的で、素敵なブランド戦略です。
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とくに使っていただきたいのが、車の運転が上手い、車の運転には自信があるという方です。運転が上手い、その勘違いで、しらずしらずの内に危険運転や迷惑運転をやってしまっているかもしれません。そんなことをきっと気づかせてくれるのではないでしょうか。

2014年もインディカーシリーズのドライバーとして参戦する佐藤琢磨さんを特集したテレビ番組を先日見たのですが、時速300キロを超えてレーシングコースを走るよりも、公道を走るほうが怖いという言葉が印象に残っています。以前やはりレーサーの中島さんも同じことを著書で書いておられました。公道を走るのは実は非常に怖いのです。

理由は、予測もつかないような危なっかしい運転をする車が結構多いからです。ウィンカーもださず、僅かな車間を狙って割りこんくる車があります。それで上手く割り込めたのではなく、後続車が危険を察知して譲った結果だということにきっと気がついていません。そんな人ほど自分は運転が上手いと錯覚しているのでしょう。

通勤で毎日車を運転しているのと、車を運転するのが好きなので休日も結構遠出することが多く、月に2500キロぐらい走るので、さまざまなシーンに遭遇します。

なぜこんなところでこんな事故が起こしたのかと不思議に感じる事故現場を見ることも少なくありません。対面二車線でさほどスピードがでていない、しかもまっすぐな県道で、見事正面衝突している現場に遭遇したこともあります。この間も、なぜこんなところで中央分離帯の縁石に乗り上げ、窓ガラスも粉々になっていた車がありました。もうあげていけばきりがないほど事故が起こっています。

いや歩行者としても危険を感じることが結構あります。このまえも歩道を歩いていて、右折禁止の表示をしている駐車場の出口から、いきなり左折してでてきた車があって、一瞬ヒヤッとしました。ドライバーは女性でしたが、携帯をしながら片手運転で、歩行者がいることには気がついていないようでした。今週は、住宅街の信号のなく、マンションが角にあるため見通しのきかない交差点で、いきなり車が左折して突っ込んできて猛烈なスピードで去っていきました。その交差点は以前、歩行者に車が突っ込む事故があったところです。ほんとうに怖いですね。

さてそのスマホアプリ「MOTIONIST」を、「らばQ」のスタッフの人たちが実際に使って、メンバーのなかで、一体誰が運転のスコアが高いのか計測して比較したレポートがありました。ほんとうに微笑ましく、納得できる記事なのでぜひ御覧ください。

年の瀬、とくに年始になると普段は運転していない人が車を運転することが増えます。それがまた公道の危険度を増します。ぜひ、ゆったりした気持ちで、決して急がないでドライブそのものを楽しんでください。よほどの遠距離ドライブでもないかぎり、スピードを出しても所要時間はほとんど変わらないのですから。そうすれば周囲の車の動きも見え、またどうしようとしているのかも読めてきます。
安全を確保するために車間距離をとって、またどんなに迷惑運転する車に遭遇しても腹を立てずに、エレガントな運転の質を追求してみてはいかがでしょうか。