いやはや韓国の「反日」病は辟易とします。サッカーの日本代表の新ユニフォームが「旭日旗を連想させる」とまで騒わぎたてては相当重症です。中国のネットでも「理解不能」という反応があったとサーチナが取り上げていました。この辺りは、木走さんがブログでまとめておられます。

韓国は「反日」でマインドコントロールされてしまい、真実が見えなくなってしまってきているとすら感じます。いちいち取り上げるときりがありませんが、たとえば、韓国紙に寄稿されたユン・イルグ済州報勲支庁報勲課長という人の「日本政府はシンドラーの叫びを聞け!国際社会から投げられる石にどう耐えるのか」という記事がネットで紹介されていました。
韓国】日本政府はシンドラーの叫びを聞け!国際社会から投げられる石にどう耐えるのか : はぅわ!2chまとめ : 
 
シンドラーはユダヤ人の「1200人余りを生かし、今でもユダヤ人から多くの称賛を受けている国民的英雄」だとして、「シンドラーの心からの絶叫を日本政府は耳を洗って聞かなければならない」としていますが、完全にマインドコントロールされ、史実が見えていません。ほんとうにまずい例をだしてしまったものです。

きっと杉原千畝を知らないのでしょう。第二次大戦の当時、リトアニアのカウナス領事館に赴任していた外交官です。外務省の訓令に反して、ナチスから追われたユダヤ人の人たちにビザを発給しつづけ、ソ連のウラジオストクから、航路で敦賀港に逃しつづけたのです。外務省に残る記録では2,100人超ですが、実際に敦賀港に逃げてきたのは6,000人にのぼるともいわれています。シンドラーどころではありません。
敦賀港にある「人道の港 敦賀ムゼウム」に行けば杉原千畝のコーナーがあり、助けられたユダヤ人の人たちが感謝し贈ってきたビデオ・メッセージを見ることもできます。救われたユダヤ人の人達の中から世界を変えるような人材も多く輩出されています。

とはいっても日本の外務省は杉原千畝の存在を公式には認めていないようなので、日本の外務省の体質もなんだかなあと問われるところですが。

ところで、韓国のマスコミが「反日」キャンペーンを展開し情報操作を行ってきたこと、また朴槿恵大統領が、日本の陸軍で育った父親のイメージを払拭するために、恐慌な「反日」姿勢をとってきたことは、韓国にとって大きなツがケとなって返ってくるリスクが高いことは容易に想像できます。

しかしこのところ気がついたのか、あいからわず「反日」でマインドコントロールされてしまった記事が溢れる中で、韓国のメディアにも微妙に変化が起こり始めていることです。

その最大のきっかけとなったのは、東京で行われた日米の外務・防衛の閣僚協議で、アメリカ政府が日本政府の集団自衛権への動きを支持したことでしょう。というか日本の集団自衛権に関しては、アメリカからの要請だとも推測できるのですが、アメリカだけでなく、英国やオーストラリア政府も支持していることは、韓国にとってはショッキングな出来事だったと思います。なにせ第二次大戦のほんとうの戦勝国が認めたのですから。

「反日」で目が曇り、日本は世界から孤立化してきているときめつけていたにもかかわらず、その読みが狂い、むしろ孤立化してきているのは韓国のほうではないかとやっと気がつきはじめたのでしょうか。あれだけ中国に擦り寄ったらもう世界から信用されなくなることぐらい朴槿恵大統領やその側近が感じなかったのもマインドコントロールのなせる技かもしれません。

韓国の変化をよく表しているが朝鮮日報の論説室長のコラムです。これまで一方的な日本批判とは異なった論調となっています。熱しやすく、「韓国では公式の調査結果よりもインターネット上での根拠のないうわさが威力を発揮する」という韓国の国民性にも触れ、国際社会から信頼を受けているのは日本であり、このままでは韓国は国際社会から信頼されなくなるとまで警告しているものです。
【コラム】日本を見る目、世界が馬鹿なのか :  

韓国は当時受け取った3億ドルの経済協力資金で浦項総合製鉄(現ポスコ)の製鉄所、京釜高速道路、発電所を建設し、経済の奇跡の足掛かりを築いた。ところが、韓国の裁判所は最近、日本に再び賠償を命じる判決を下した。韓国と同様の内容で日本と請求権協定を結んだアジア4カ国ではそういうことは起きていない。韓国が日本帝国主義によって受けた被害が他国よりはるかに大きいのは事実だが、国際社会は韓国を状況次第で国際的な約束まで覆す国として捉えているようだ。
1995年に韓国の大統領が独島(日本名・竹島)問題をめぐり「日本の不作法を正してやる」と公言した際、韓国人は留飲を下げた。しかし、香港で世論調査を行ったところ「日本に共感する」との回答が60%に達した。
このコラムは比較的冷静に書かれていると思います。このコラムにあるように、韓国が先進国として国際社会から信頼されるようになるには、経済成長だけでは十分でなく、まだまだ超えなければならない高い関門があります。
外部から韓国を見詰める目には、われわれが隠したいわれわれの姿が映っていることがある。ここまで到達したわれわれに残された最後の関門は合理性、理性、礼儀、冷静さだ。最後の関門だが、最も高いハードルだ

おそらく韓国の識者や一般人のなかには「反日病」を冷静に眺めてきた人もいると思いますが、国内には発言できない雰囲気があるのでしょう。それも変化しはじめたということではないでしょうか。あるいは、日韓関係の正常化にむけた地ならしなのかもしれません。

普通なら記事にならない裏千家の元代表で現大宗匠である千玄室氏が韓国を訪れ交流したことを大きく取り上げ、「政治に振り回されるべきでない」としている朝鮮日報のコラムにもこれまでとは異なる論調を感じます。

冷静に見れば、「反日」キャンペーンは、韓国の政治家の保身にはつながっても、韓国が得るものは、政治家の自己保身だけで、韓国民にとってはなんのプラスにもなりません。それどころか、中国に擦り寄ったとしても、結局は日本との経済交流の規模から見ても、中国が関心のあるのは対韓関係ではなく対日関係のほうに振れてくるはずです。しかも産業では、しだいに中国製品と韓国製品は競合関係にはいっていきます。やがて、韓国が利用されるだけ利用され、結局は袖にされ、他の先進国からも相手にされなくなるという韓国にとって最悪のシナリオもあながちない話ではありません。

韓国が自らの体質を変えるまで、自然な交流は別にして、冷静に眺めておくことが賢明な日本の選択だと思えます。経済や実務レベルでは交流はなくならないので、焦って日韓関係を改善しようという下手な動きは起こらないとは思いますが、「嫌韓」だと騒いで、ネット社会は日本も韓国や中国と同レベルだと思われるので「いい加減にしておけば」という感じでしょうか。

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