ドコモがiPhone取り扱いを開始したこともあって、新iPhoneにメディアも注目し、アップルストアや各キャリアの販売店での様子を伝える報道が連日続いています。ドコモにハンディがなくなったことで、激しい値引き合戦がさらにエスカレートしてくるのでしょう。
はやばやと手の内を見せたドコモですが、ソフトバンクは孫社長が買収したスプリントの会議出席のために不在で、いつものツイッターでのつぶやきはないものの、宮内謙副社長は「我々はあらゆる手を使って勝っていく」と宣戦布告しています。
iPhone「あらゆる手使い勝つ」 ソフトバンク副社長  :日本経済新聞 : 
互いが、くんずほぐれつで顧客の奪い合いと、流出阻止でガチンコ勝負に向かうしかなく、半沢直樹の倍返しとまではいかなくとも、互いが対抗策を出し合うのが楽しみです。しばらくは洞が峠を決め込んで、もっともメリットを感じるところ、タイミングで機種変更を狙っています。

こちらの調査ではドコモが優位に見えますが、もともと契約数が多いのでまだまだわかりません。
新型 iPhone購入意向…ドコモが人気、MNPではauが優位 | RBB TODAY : 

キャリア間の競争については、予断が許されませんが、ドコモがiPhoneを取り扱い、各キャリアがが激しい競争を展開することで確実にモバイル市場が変化してきます。

第一は、日本でのiPhoneのシェアがさらに高まります。ソフトバンクの初期の頃の努力もあって定着し、さらにKDDIが参戦したことで、IDCの調査では、2013年4-6月期にiPhoneのシェアはスマートフォン国内市場の36.1%になっています。BCNによる量販店の販売データでも31〜35%程度です。ドコモがどれだけ売るかによりますが、iPhoneが50%程度まで占めるようになる可能性もなきにしもあらずです。

第二は、スマートフォンの普及の弾みとなってくることです。日本は携帯の機能が高度化していたこともあって先進国では普及が遅れていました。Googleの調査では、2011 年にはわずか6%だった日本人のスマートフォン普及率でしたが、2013年になって、やっと4人に1人が使うようになった程度です。

GoogleのOur Mobile Planetでいくつかの国と比較してグラフを作成してみましたが、日本のスマートフォン普及率は世界に遅れていることがよくわかります。
com_chart_fba51d4a
 

第三は、キャリア各社の販売管理費が増えることは間違いなく、各社とも利益を相当落としかねません。株価もそれに反応していたようです。
以上が確実なことですが、もうひとつ加えると、新しいiPhoneの登場で、アプリやコンテンツ市場としては大きい、そしてiPhoneのシェアが比較的高い米国と日本の市場でiPhoneシェアがさらに高まることで、アプリやコンテンツの経済圏も活気を帯びることになってきます。出遅れていたGooglePlayも伸びてきましたが、また差がつくのかもしれません。

SFAによる顧客管理ならアクションコックピット

新世代SFA営業支援システム アクションコックピット

営業現場を「共有する。発見する。かしこく動く」に進化させるためのツールです。