アプリストアの市場のデータ分析を行なっているAppAnnieによると、直近の第2四半期(4-6月)に、アプリのダウンロード数でGooglePlayがiTunes Storeを抜いたそうです。ハードの出荷台数の伸びからいえば自然なことです。しかし、売上ではGooglePlayはiTunes Storeの半分にも達していません。GooglePlayは無料アプリのダウンロードが多いということでしょう。経済圏として見ればまだまだ格差の大きさを感じます。
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Market Q2 2013: Google Play Exceeds iOS App Store in App Downloads by 10% in Q2 2013 - App Annie Blog : 

オランダDistimo社による売上高でのシェアの推移でみても、GooglePlayのシェアが徐々にあがって第1四半期の27%にまで伸び、先のAppAnnieのデータでは、第2四半期にはおよそ30%に達したということになります。
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「Google Play」の売上高シェアが27%に拡大、「App Store」は73%:ITpro : 

 
ところで、このAppAnnieのレポートで面白いと感じたのは、アプリ国別売上ランキングで、iOSでは1位が米国、2位がなんと日本、そして3位が英国となっています。GooglePlayではなんと日本がトップです。2位が韓国、3位が米国です。つまり日本の消費者は、いずれでも、アプリを購入してくれるいいお客さんで、アプリの大きな消費国だということになります。

さてアップルの動向について定評のあるブログasymcoが、やはり第2四半期のiTunes Storeの売上についての記事を書いていました。そのなかの売上の推移のグラフが興味を引きます。iTunes Storeはまだ成長が、なかでも著しく、また音楽の売上が多いことがわかります。

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iTunes Update | asymco :

しかし書籍販売の比率が低く、また伸びていません。アマゾンには負けているのでしょう。やはり得意不得意があるようです。草場の陰でジョブズが嘆き、地団駄踏む姿を思わず想像してしまいます。

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