もう二年が経つのですね。現地ではまだまだ復興どころではない状況のようですが、仕事がないという現地の方のお話と、いくら求人しても応募がないといった雇用のミスマッチが起こっているところにも復興の難しさを感じます。

しかし変わったこともあります。「おかあさん逃げてください!!」と連呼し、放射能の危険を連日マスコミに登場して語っていた武田邦彦先生の姿をすっかり見なくなりました。
ブロゴスでは記事が取り上げられていたようですが、ご本人のホームページに行くと、最近はすっかり放射能離れをされているようで、関連したものでは「放射線関連技術者に・・・信念ある職業倫理を求めます」という当たり障りのないエントリーはありましたが、いろいろと話題が分散しているようです。

武田邦彦先生のいろいろな主張の根拠が科学ではなく、結局は法律に書いてあるからというお粗末なものだと批判したら、いろいろと厳しいコメント弾が来たことが懐かしく感じます。

武田邦彦先生については詳しく欠かれているブログがあるので、そちらを御覧ください。

武田邦彦「2011年5月から言っているとおり〜」は大ウソ いよいよ自主避難者「梯子外し」開始か?(2)検証編 2/14追記あり - 福島 信夫山ネコの憂うつ : 

それにしても、マスコミも、放射能の問題は学会でもずいぶん議論になっていたにもかかわらず一方的に危険を煽る報道を繰り返し、そんな流れの中で民主党が現実離れした厳しすぎる基準値をつくってしまったことも、復興を遅らせたり、混迷させる原因にもなったのではと感じています。

いずれにしても、自民党が政権に復帰し、福島県選出の根本さんが復興大臣に就任されましたが、復興に関しては、「事件は現場で起こっている」ので、ぜひ復興庁は東北に置き、霞ヶ関を出先にするぐらいの現地主導型への転換を期待したいところです。

サーバーもソフトも不要のSFA「アクション・コックピット」
営業計画づくり、アポ取りに便利な営業ナビゲーション機能を標準搭載
アクションコックピット