お気に入りのひとつのチャンネルを最大8日分自動録画できるという「AQUOSブルーレイ」2機種を実勢価格で150,000円前後と110,000円前後でシャープが発売したようです。もう病気というか、情けなくなります。
1局ってどのチャンネルを録画するのでしょうか。NHKしか見ない高齢者向けでしょうか。タレントやキーワード、興味のあるジャンルを登録すれば、関連する番組を自動で録画するという、少しはスマートぽい機種もあるなかで、魅力があるのかな、キーワードを入力できない人向けなのかと疑問に思ってしまうのです。

電子機器出荷額は緩やかには回復しつつあるとはいえ、この1月で、18カ月連続マイナスが続き、液晶テレビに限らず、BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数も対前年割れが続いています。そんななかで、ただ機能の足し算をしただけの製品を出すとは、経営や開発の加齢臭すら感じさせます。

日本の家電業界、とくにシャープは生きる道も創造力も見失ってしまっていて、もはや部品産業として生き残るしかない印象を深めてきています。それならそれで、部品産業として徹して生き残ることに集中したほうがよさそうです。