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26、27日両日に行った朝日新聞の世論調査を見ると安倍内閣支持率は59%、共同通信の調査で62.0%とまずまずの結果という感じです。世界的な通貨戦争でアベノミクスの爆弾を炸裂させ、円安を誘導する安倍さんがますます勢いづくなかでは、野党はすっかり影が薄れ大変だなあと感じます。
衆院でかろうじて野党第一党、参院第一党の民主党ですが、朝日の質問では、海江田さんが党首の民主党への期待が29%、期待しないが61%、また共同通信の調査では、「海江田さんに期待するは36・4%にとどまり、期待しないは54・3%だった」(神戸新聞)ようです。しかし、それだけまだ期待があることのほうが驚きでした。


海江田さんも大変な役割を背負ったものです。経産相時代に、当時の菅首相が党内の合意もなく突然「脱原発」発言を行ったことで振り回され、あげくのはては自民党の赤沢氏の大臣辞任を求める質問に号泣したことは今でも多くの国民の脳裏に焼き付いていると思います。

しかし、安倍さんと海江田さんに共通性を感じるのは、どちらもいったんはリーダーとしての信用を失い、どちらも地獄の経験を味わったということでしょう。
批判をすることには才覚があり、しかしリーダーとしては最悪だった菅直人という人は、古い野党体質が染み付いた人だと感じるので、ぜひ国会議員を辞めていただきたいと願うばかりです。

しかし、民主党はしっかり自民党との差別化を行なっていかないと、存在意義を失います。どう民主党のアイデンティティを固めるのかから党の再建が求められるのでしょう。それが海江田さんにできるのかどうかはちょっと不透明です。

朝日の世論調査で、民主党以外の支持率を見ると、12月17、18日の調査結果と比べて支持率が伸びたのはみんなの党で、3%から6%に上昇し、支持率が伸び悩んでいる維新の8%に肉薄しそうな勢いです。
維新が国会での影響力をつくるためには、老獪で自民党に広いネットワークをもつ太陽の党の面々の力が必要だという判断で合併してしまったのでしょう。しかし、橋下代表代行がかつて政治家のリーダーシップは有権者の支持があってこそ発揮できるという考え方とはまるで違っています。

維新の考え方や主張が曖昧になり、アイデンティティを失い、第三極としての鮮度を自ら捨ててしまったので、このままいけば、資金的には余裕ができたとしても、次の参院選はさらに厳しい結果となってきます。地元でも耳にするのは、維新を支持していた人ほど太陽の党や石原さんに違和感、それを超えて嫌悪感を持つ人が多く、地元でさらに成果をださない限り足元から崩れていくこともありえる話だと思えます。

共産党や社民党はもう時代が求める役割を終えており、このままでは与党を監視する野党も、また与党に変わって政権を担う力のある政党も不在のままになってしまい、万が一アベノミクスが失敗した際の保険を国民は持たない状態になってしまいます。

民主党と維新、またみんなの党の大同団結といったサプライズでもない限り、このままでは野党の存在感は限りなく薄いままとなってしまいそうなので、それぞれしっかり立て直しをはかっていただきたいものです。
 
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