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アタックス・セールス・アソシエイツ代表取締役社長の横山信弘さんから献本していただきました。ありがとうございます。題して『絶対達成 マインドのつくり方』。営業の人たちがどんなに悪くとも目標を達成するために何が必要かに触れられている一冊です。
絶対達成マインドのつくり方―科学的に自信をつける4つのステップ―
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まったく同感なのは、「意気込み」、「やる気」、「気合い」などの精神論や根性論では、その場では高揚感を得られたとしても長続きせず、目標達成への自信にもつながってこないことです。

横山さんが書かれているように、「モチベーションが上がらないから、仕事に打ち込めない」のではなく、その逆で、「仕事に打ち込むからこそ、モチベーションがアップする」のです。行動した結果、成果がうまれ、目標が達成できれば、誰しも自信もつき、また仕事へのモチベーションも高まってきます。

これまでに私も何度か組織改革プロジェクトに携わった経験がありますが、人の心を変えようとしたことはありません。どうすればその組織が成果をだせるようになるかを考え、仕事の仕方を変えたり、状況を変えることを心がけてきました。それがうまくいくと組織も元気になってきます。

自分を鼓舞しなくとも淡々と行動することはできるし、安定して成果を残す方法はあって、それは結果を出すことや目標を達成することを「あたり前の状態」にするという発想を横山さんは説いています。どうすれば結果をだせるのか、どうすれば目標を達成できるのかを、目標から逆算して考える習慣をつけろということになってきます。その考える回数が多ければ多いほどいいということでしょう。

横山さんは「あたり前化」と呼び、4つのステップで説明してくれています。第一はどうしていいか「わからない状態」、第二が「わかっちゃいるけど状態」で、まだなにもしない状態、第三が「がんばる状態」となり、心のなかに葛藤をかかえながらもなにかをやってみる状態、第四が、考えなくとも行動できる「あたり前状態」です。

なかには「わかっちゃいるけど状態」から抜けだせず、なにもしないという人もいるでしょうが、おそらく「がんばる状態」から「あたり前状態」にどう持っていくのかにミソがあるのでしょう。

目標達成ができるようになるための極意や心構えを示している本ですが、経営者やマネージャーの人が読まれた場合は、組織のメンバーが目標達成から逆算してつねに考えるためには、どうすればいいのかをぜひ考えていただければと思います。目標達成が組織にとって「あたり前化」されるための考える仕組みづくりにチャレンジすることにきっと鍵があると思います。横山さんのこちらの本の参考になるかもしれません。
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