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マクドナルドのお店のレジからメニューがなくなったことが話題になったマクドナルドですが、「事前に注文内容を決めてもらうことで、注文がスムーズになる」ということ、また「レジが30秒短縮されれば、売上が5%伸びる」ということでしょうか。

2011年12期決算では、東日本大震災、またその後の節電などの影響があったにもかかわらず、営業利益、経常利益、当期純利益のすべて上場以来の最高額を更新し、8年連続既存店売上高プラスを達成するなど、その強さを見せつけ、また最近は、従来のファミリーからカフェのイメージに大きく変わり、大型ドライブスルーが設置された新店が目立つようになりました。

しかし、オフィスの近くのマクドナルドが、この春頃からでしょうか、なにか以前の元気さというか、勢いが感じられなくなっています。それで、久しぶりに月次セールスレポートで確認して見ると、やはりねという結果でした。4月以降は既存店売上高が前年割れが続いていて、ちょっと黄色信号点滅状態という感じです。
グラフ化してみましたが、既存店売上、客数、客単価の推移を見ると、客数は増えているものの、客単価の落ちが大きく、売上をカバーできていないことが顕著です。レジからメニューが消えたのもその対策かもしれません。
マクドナルド
 
マクドナルドは、最近はこれという話題の新メニューがでてこなくなったと感じていましたが、それも影響しているのではないでしょうか。低価格メニューの投入で客数を伸ばすマーケティングは意図通りに達成できたものの、売上を下げてしまった、売上アップをひっぱる単価の高いメニュー不足が響いたのではないかと思います。新店導入によってブランドイメージを変える、そのためには今は客数を稼ぐことに集中しすぎたのかもしれません。

しかし強い商品が、結局は業績を上げていくことを証明してきたのはマクドナルドそのもので、そろそろ商品政策の転換があってもよさそうです。プレミアムローストコーヒー無料キャンペーンも結構ですが、次はどんなメニューがでてくるのかと楽しみにできるマクドナルドをいちはやく復活させていただきたいものです。

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