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まずはトヨタが世界に売り出す『オーリス』のCMです。いやはや過激そのもので、この案を採用したトヨタには敬意を表します。思い切ったものです。
どこに視線を置けばいいのかを迷ってしまう美人が真っ赤なパンティをはいたお尻を見せ、車に向かってモンロー・ウォークしながら衣装を脱いでいきます。コピーも過激で『常識に尻を向けろ。』
CMそのものが常識に尻を向けています。最初は女性モデルだと錯覚したので、ド肝が抜かれました。
このCMですが、youtubeでは『オーリス TVCM 常識への裏切り篇 30秒』はすでに再生回数が、320万回を超えています。登場する男性(?)モデルのスタヴ・ストラスコさんへのインタビュームービーも再生回数が186万回で、いずれもが桁外れのアクセスとなっています。

もうひとつ、過激なのはボルボの新型トラックです。Slacklineの女性世界チャンピオンが、高速道を並走するボルボのトラックからトラックへ綱渡りで乗り移る実写のムービーです。もうスリリングで、最後のシーンはとくに固唾を飲むハラハラドキドキです。

どうなるかって?
 
それは見てのお楽しみです。

こちらも、youtubeでの再生回数が430万回でトヨタの『オーリス』を上回るアクセスです。

トヨタの『オーリス』は、ネットで話題になってウイルスのように広がっていくバイラル効果も狙ったCM。ボルボの新型トラックはバイラル広告そのものです。
いったん話題から消えていった感のあるバイラル広告ですが、また注目されそうです。

テレビ放送の広告効果にスポンサーが疑問を持ち始めると、ネットで話題をつくって、ネットでも見てもらおうとする企画が登場してくるのも自然な流れです。
どんな過激な、また面白い企画が登場してくるのかが楽しみになってきました。
スティーブ・ジョブズではありませんが、マーケティングの世界も「サプライズ(驚き)」がキーワードとなってくるのでしょうか。

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