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紳士服のアオキ、コナカ、青山商事が好決算をだしていました。営業利益の対前年比で見ると、アオキは26%増、青山商事は35%増、コナカは44%増でした。紳士服は昨年の節電による
クールビズ需要の追い風があったのでしょうが、レディースはどうかとワールドの企業情報を覗いてみると、やはり売上が7.9%増、営業利益は32%増と3年ぶりの増収増益でした。


百貨店業界では三越伊勢丹ホールディングも増収増益でしたから、アパレル復調の兆しが感じられます。アパレルといえば、こちらのブログが参考になるので見てみるとやはりアパレル好調を伝えていて、ひとつの理由は、「20年も続いた衣料品のデフレも昨年一月にインフレに転じて以降、購入単価は5%前後の伸びを続けている」ことにあるようです。
いくら金融緩和しても、銀行にお金が滞留するだけでなんの効果も期待できませんが、消費回復は効果がでてきます。「お札を刷る」よりは、「お金が回る」のほうが大切です。
内需大復活時代が来た! | プロフェッサー小島健輔の言いたい放題(小島ファッションマーケティング代表) :

アパレルが先行して元気になり、さらにこの春の百貨店の売上高が二ヶ月連続で対前年を上回っています。海外からの旅行者、とくに中国からの団体客が4月の花見シーズン前後に多く来日にた影響、また4月は「婦人服が前年同月比3.2%増、紳士服が6.7%増、美術・宝飾・貴金属が同7.7%増」でした。

消費マインドが改善されてきている兆しでしょうが、やはりこの1〜3月期のGDPはこういった個人消費の増加の支えもあって、年率4.1%の高い伸びを示しています。古川経財相も
「1―3月期の高成長を支えた個人消費が増加した背景として、雇用者報酬が底堅く推移していること、サービス支出が復調している点に言及。「マインドや所得面の改善は進んでいる。改善がより進むかを注目したい。今回の(伸び)は政策も大きな要因だが、景気の上向きの動きは構造的にスタートしている」との認識を会見で示しています。

私どもの会社では営業支援のシステム利用のサービスをASPのカタチで提供しているのですが、昨年あたりからユーザー企業さまの活気を感じはじめていました。こういった公式の統計ではすぐにはあらわれませんが、アカウントを増やすユーザー企業さまが目立ってきたのです。
つまり営業人員を増やされているのです。倍増された会社のトップのお話を伺ったのですが、これまで経験したことがないほどビジネスが伸び、利益も増加してきているということでした。やはり、顧客管理を重視し、情報共有を進め、営業活動の効率化によって攻めの営業を強化を進めてきた会社は、市場のわずかな変化をうまくとらえ、また取引や顧客を増やすことにも成功してきているということを物語っています。

まだまだ景気回復基調を保つにはリスク要因が多いでしょうが、しかし個々の企業にとっては、景気動向にかかわらず、市場の変化をうまく捉えるための、仕組みや行動を活発にしていくことのほうがはるかに重要です。

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