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ビジネスにおいて大切だと思うのは、「変えようがないこと」と「変えることができること」を見極め、線引きして考えることだと思います。
「変えようがないこと」に愚痴をこぼすのはいいとしても、それを悩んでも、考えてもしかたないのです。しかし「変えることができること」を変えられないと思い込んでしまうこともままあることです。なにが「変えることができること」かに気がつくことは、いったん思い込みの罠にはまると難しくなってきます。


「変えようがないこと」とまでいかなくとも、「変えるためには並大抵の努力では無理だ」というものもあります。人の性格はその部類でしょうか。なかなか変わりません。長い歳月、またなにか大きな出来事にでも遭遇しないと変わりません。人の価値観もそうです。

しかし環境や行動を変えることは比較的容易にできます。仕事内容や仕事の目標が変われば行動も変わってきます。

社内に元気がない、どうすればもっと社内に活気がでてくるのかと相談をずいぶん受けてきました。組織活性化のコンサルティング会社に入ってもらい、いろいろ社内体質の問題点を洗い直し、活性化のための活動プロジェクトも進めたが、なにも変わらなかったという経営者の人の嘆きも聞いてきました。マネージャーをハードな研修にいかせ、戻ってきた時は張り切っていたけれど、結局はなんの成果もなかったということも聞きます。

ビジネスそのものが停滞していると、社内を活性化しようにも、現場は顧客とのやり取りで、日々厳しい現実に追い込まれているのですから、社内が元気になりようがありません。変えようがないことを変えようとすることは徒労に終わってしまうのです。

順序が違うのです。ビジネスが上手く回り始めると社内は元気になってきます。忙しくなると、活性化どころか、どうすればもっと効率的になるのか、業績を落とすことなく、メンバーへの負担をどうすれば軽減できするかのほうが大きな関心事になってきます。

打つべき手は、だから、行動を変えること、実現できる新しい目標をつくること、仕事の仕方や業務の流れを変えること、もっといえばマーケティング戦略そのものを変えることです。なにかこれはうまくできそうだ、これなら成果があがりそうだという確信があれば、人の行動は変わります。日航の再建でも部門別月次決算制度を導入するだけで、社内の考え方が大きく変わったといいます。業務や、ものごとを決める基準を明確にすることで、組織も変わるのです。

「変えようがないこと」と「変えることができること」は今日配信したメルマガのテーマです。

発想を変えよう!視点を変えれば先が見えてくる〜大西宏のマーケティ ング発想塾 ::

メルマガでは、斜陽産業となったというか、もはや芸者や舞妓さんが絶滅危惧種化している花街ですが、京都の花街だけがなぜ元気なのか、またコダックは経営破綻したにもかかわらず、なぜ富士フイルムは写真フィルムが同じように事業の柱だったにもかかわらず、経営の立て直しができたのかの例も含めて、「変えようがないこと」と「変えることができること」の見極めがいかに重要なのかを解説してみました。

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