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日本の味にアレンジしたものキムチが多く流通しています。しかし料理上手な韓国の人がつくったキムチを食べると、一般のスーパーの店頭で売られているものと比べると、格別に美味しく感動することがあります。そのキムチを題材にした韓国のウェブ漫画家ユン・ソンが、なぜ韓国のキムチで日本人が金儲けするのかと怒る韓国人を皮肉る漫画を描いて物議を醸しているそうです。
「なぜ韓国キムチで日本が金儲け…」 韓国人を皮肉るウェブ漫画 | Joongang Ilbo | 中央日報 :

漫画では、それにつづいて、こういった展開になります。記事を引用します。

ユン・ソンは「こういう見方をすれば…」として次の場面を描いた。各国の国民が米国の外食チェーンに怒る姿だ。ベトナム人が「なぜベトナムのフォー(ライスヌードル)で米国が金儲けをするのか」と言って米国のチェーンに怒り、豪州原住民は豪州式ステーキ専門店に「なぜ豪州の伝統食で米国が金儲けをするのか」と話す。

 イタリア人はスターバックスのコーヒーを見ながら「このままではエスプレッソを奪われる」、メキシコ人も米国のメキシカン料理チェーンを見ながら「大変だ。このままではタコスを奪われる」と言う。

 これに対し、金髪の米国人は「食べ物に国境というものがあるのか。君たちもハンバーガーで金儲けをしているではないか」と反論する内容だ。

 
ついでに、海外で寿司店を展開している韓国人のコマも入れて、韓国人が寿司で金儲けしていいのかとでもやれば、もっと刺激的かつ挑発的で、大炎上となり面白かったのではないでしょうか。

そういえば最近、加藤嘉一さんが、中国で広がってきている排他的で偏狭なナショナリズムは中国を孤立化させると懸念し、反日にせよ、反韓にせよ、そういったナショナリズムに走る人たちを『愛国奴』として、その誤りを説いています。その『愛国奴』を中国で出版する予定だったのが、検閲どころか、企画の段階で出版社が自粛してしまい没になってしまったそうです。加藤嘉一さんの「売国奴」と「愛国奴」の違いを日経ビジネスのコラムから引用してみます。

 「売国奴」は、お国を売っていることを認識した上で、売国行為をしている。歴史を振り返っても、売国奴が社会の主流を占めることはない。売国奴は多数派にはならない。永遠に少数派である。

 しかし「愛国奴」はそうではない。「愛国無罪」を掲げ、国を愛していると勝手に思い込む。ポイントは、1)愛国奴である本人たちは、自分こそが愛国者だと思い込んでいること、2)祖国が窮地に陥っているにもかかわらず、他国の国民と友好関係を保ったり、他国製の商品を買ったりしている人たちのことを「売国奴」と言って罵倒している点にある。こうした彼らの矛盾した論理を、拙著『愛国奴』で取り上げて議論している。

外国製品を買う人を「売国奴」と罵ることは「愛国」か?:日経ビジネスオンライン :

日本でもネットの一部には、日本人として恥ずかしくなるような言葉や内容を書き込む人がいますが、幸いなことに日本では、煽る人たちがいても、決してそういったナショナリズムがメジャーになることはなく、またそういった行動もほとんど起こってきていません。日本は先進国として成熟しているからでしょう。
ただ、日本はいったん見失った自立の精神を取り戻すことは、グローバルな経済のなかで生きていくためにはますます必要になってくると思いますが、まずは日本の古い歴史に触れてみることをオススメします。

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