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日経ビジネスに、九州大学発のベンチャーが開発した発電量3倍、風を集めて発電する小型風力が紹介されています。この風力発電を以前からよく見かけ知っていました。よく丹波篠山市にでかけることがあるのですが、そこにこの九州大学のコンパクトな「風レンズ風車」が何機が並んでいるからです。


一般の風力発電年間平均風速が毎秒6メートル以上ないと採算が取れないのですが、「風レンズ風車」であれば、年間平均風速が毎秒4メートルあれば採算が取れるそうです。原理は風車のまわりのフードのような風レンズが、風を集めるために発動効率もよく、騒音の原因となる羽根の先の部分で発生するカルマン渦と呼ばれる空気の渦も抑えられるからです。しかも建設費が安く、狭い場所でも設置でき、風の向きに自然に風車が向くから一石三鳥、四鳥というところでしょうか。

概要はこちらのリンクからどうぞ。

州大学 流体科学研究室 :

稼働している原発がもう二基となり、しかも再稼働がなかなか困難になってきましたが、それはとりもなおさず石油、また天然ガスの輸入量の増加となってきます。それは電気が足りるのかどうかだけでなく、むしろ電気料金の値上げにつながってきます。しかもエネルギーの海外依存の高止まりになり、日本にとって好ましいことではありません。

自然再生エネルギーによる発電も、まだまだ非力でイノベーションを急がないといけないなかでは明るい話題です。
そういえば、滋賀県の建築請負の方が発明し、京都大学の中村武恒准教授が証明した発電時の抵抗をゼロにできる発電機のほうはどうなっているのでしょうか。組み合わせると面白そうです。ご存じない人はこちらの画像をどうぞ。

どちらの技術も有効なら、それこそ政府が大量発注して、企業化の後押しをすればと思いますが、どうするのでしょうか。


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