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東大が5年後をめざして、すべての学部の入学時期を春から秋に変更するといいます。いいんじゃないでしょうか。世界の7割は、秋入学だし、もともと明治の頃は秋入学でした。実際大学院を秋入学にして留学生が増えたそうです。右に倣えで、留学生の受け入れ数の多い大学、海外留学生の多い大学は、秋入学にすればいいし、春入学と秋入学で大学の個性を競ってもいいかと思います。

時期をずらしても、就職戦線で人気の高いブランド大学が、秋入学に切り替えて行くと、雪崩を打つように追随する大学も増えそうですが、選択肢が増えるために、それはそれでそれぞれの大学の戦略がうまれ、面白くなりそうです。

ところで、秋入学にすると、すぐさま小学校から高校までが秋入学に変わるわけがないので、入学した学生は、半年のモラトリアムな期間を過ごさなければならなくなります。
バイトしてもいいし、短期留学で語学をマスターしても、ボランティア活動に身を投じても、自衛隊も半年体験コースなどを開けば行けるし、遊びたい学生は遊べばと思います。それこそ我が道は自らの選択で決めればいいことで、プラスアルファな体験ができそうです。

信じられないことですが、ある番組で女性コメンテーターの人が、その間の期間について大学が責任をもつ必要があると言っていました。せっかく半年間、自由に過ごせるのは、いい機会だから、それぞれの学生がどう過ごすかは決めればいいと思いますね。なにもかも与えられる、守られるというのは考えものです。嫌なら違う大学を選べばいいだけです。

就職を合わせると1年を無駄にする懸念があるとかも、企業がなにもしないわけがなく、それはそれで春入社と秋入社を併用して対応してくるのでしょう。官僚になりたい人は、春まで待てばいいだけのことです。
それに官僚も、最初から採用というのはやめたほうがいいと感じます。官僚の常識を身につける前に、一般社会の常識とか、顧客とのやりとりとか、売上や利益をあげる努力とかを学んでから官僚になった方が健全ではないでしょうか。

いずれにしても、みんなが変化に慣れることは、日本がよりしなやかに時代に適応していく体質をもつためには結構大切なことだと思うので、東大につづく大学がでてくることを期待したいものです。

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