人気ブログランキングへ

日本の電機メーカーが起死回生で発表したのが4K2Kだといいます。フルハイビジョンの画素数が水平1920、垂直1080に対して、水平4000、垂直2000なので、フルハイビジョンの3.9倍の解像度になるそうです。

それほど高画質でいったいなにを見るのかという疑問が湧いてきます。当然、より高画質で映像を楽しみたいと思う人もきっといるのでしょうが、かなり絞られてきます。テレビではなく、医療用などの領域ではきっと解像度が決め手になってくると思いますが、ふつうの家庭用で高画質テレビは、見え方以外になにかを変えるとは到底思えません。

高画質になれば、放送局が番組の制作費を削っても面白い番組づくりができるのでしょうか。立体的に見えるそうですが、テレビのあるリビングの生活をどう変えてくれるのでしょうか。3Dの失敗にまだ懲りていないのかとがっかりします。

いくら高画質をうたっても。ほどほどの品質で十分で、価格の低下は避けようがありません。ほんの数%のニッチ市場狙いでしょうか。あるいはそれだけの高画質でも韓国や中国の液晶パネルと対抗できる価格差に抑える自信があるのでしょうか。42インチで7万円とか、10万円を最初から切るようであれば、競争力があるのかもしれません。

それよりも、テレビがいかにローテクかは、リモコンで感じます。テレビのリモコンの動きは遅いし、録画するにもなにかよくわからないボタンがいっぱいです。イライラさせられます。

そういえばパナソニックが、キッチン向けに小型の液晶テレビで手の動きで操作する機種を発売していましたが、ようやく出たかと感じました。うっかりするとリモコンがどこに行ったかわからず探すということもあり、こんなに技術が進展した世の中で、リビングのテレビになぜリモコンなんて必要なのだといつも疑問に感じます。

それこそ、スマートフォン向けのテレビのリモコン用アプリでもあれば、限りなく便利そうです。チャンネル争いになると、コイントスのようにスマートフォンが決着をつけてくれるというのも面白そうです。

あるいは、ツイッターもどきを放送局に導入してもらい、番組の途中でリモコンにむかって話をすると、それが投稿できる、画面のヨコでタイムラインが走ると、なにか参加意識も高まり、テレビ番組の面白さも増してくるかもしれません。
あるいは、スマートフォンでアプリを立ち上げれば、テレビ電話ができるようになるとか、まだまだいくらでも生活を変えるアイデアはでてきそうです。

応援クリックよろしくお願いします
人気ブログランキングへ

サーバーもソフトも不要のSFA「アクション・コックピット」。
使いやすさに加え強力分析ツール「アクション・アナライザー」登場
アクションコックピット