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ゴール前に投じられたボールをめぐって、81番のワイドレシーバーの選手とディフェンスバックの30番の選手が競いあっています。81番の選手が補給すればタッチダウンかタッチダウンできなくともゴール寸前から攻撃できます。30番の選手が弾けばその危機を回避できます。

結果は、ボールは30番の選手が弾いたのですが、アメリカンフットボールではホールを補給する選手に触れて妨害することは反則で、いったんそう判定されたのですが結局は取り消されました。微妙なところです。

アメリカンフットボールはビジネスに似た所があります。たとえばこのワイドレシーバーが営業だとします。ボールは製品とかサービスです。絶妙なところに製品やサービスが投入されたのですが、ライバルもそれに対抗し、競り合ってきます。

そのシーンが生まれる直前にも、実は激しい攻防があり、攻撃側がその攻防を制したからこのシーンが生まれたのです。ディフェンスは、クォータバックにパスを投げさせまいと、クォーターバックに襲いかかります。それをオフェンス・ラインの選手がプロテクトするのです。もしオフェンスラインの選手が防げなかったら、クオーターバックはロングパスに投げる余裕はありません。それどころか捕まり潰されます。クォーターバック・サックです。

ひとつのプレイがそれぞれのポジションの人たちの異なった役割で組み立てられていて、それぞれが役割を果たした結果、このシーンが生まれているのです。ビジネスも同じです。それぞれのメンバーの能力だけでなく、チームの力が効果的に働いて結果が生まれます。

当たり前のことですが、それを意識して意識しすぎることはありません。

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