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アメリカではありません。中国のインターネットユーザーが4億5千人を超え、世界トップになりました。総人口13億人の三分の一に普及したことになります。

中国高速鉄道事故後にネットによって事故現場が写真で伝えられ、また事故処理に対する批判や高速鉄道政策への疑問がつぎつぎに中国版ツイッター「微博」に流れたことは、いかにネットの影響が広がり、もはや中国政府による情報統制に限界が来ていることを象徴する出来事でした。

こんな出来事もあったようです。中国のネット統制といえば、さまざまな言葉にフィルターをかけ遮断する「グレート・ファイアーウォール」が浮かんできますが、そのシステムを開発した「ネット検閲の父」といわれる北京郵電学院の学長が武漢大学で講演を始めたところ、学生から生卵と靴が投げつけられたというのです。その靴が見事に命中したそうですが、その話題がネットに拡散し、「その靴を買い取りたい」「この人は英雄だ」などの称賛のコメントが相次ぎネット上に寄せられているとか。

また情報操作のために、中国政府から報酬をもらい、政府擁護の意見をネットに匿名で書きこむ「五毛党」といわれる人たちがいます。日本のネット社会でいう「工作員」にあたる人たちでしょうが、産経の矢板記者によると、そういった人たちの書き込みと思わえるものに対して、「君は五毛党の工作員か」「五毛党はさっさと消えてくれ」といった激しい反発のコメントが返されるようになってきているといいます。
また「五毛党」の名称の由来は、一件の書き込みに五毛(約6円)の報酬が支払われたことからですが、最近では一件の書き込みへの報酬がその倍の1元、または1・5元に引き上げられていることを考えると、安易な書き込みでは逆効果で、書き込みに求められる内容のレベルがあがってきているということでしょう。
矢板明夫の中国ネットウオッチ】高速鉄道事故 政府の情報操作部隊、五毛党の正体+(1/3ページ) - MSN産経ニュース :  

どんどんネット人口が広がり、言論統制が困難になってきた中国は、共産党による一党独裁を中国国民が望むかどうかは別として、ネットが世論を形成し、政治もその影響を受ける時代にひたひたと近づいてきているように感じます。

中国ブランドの車の在庫が異常に増えてきていること、また製造業では人件費の高騰で経営が厳しくなり始めた企業があることなどをレコードチャイナが伝えていますが、なにか変調が始まっているという印象を受けます。

レコードチャイナ:<中華経済>中国ディーラーの在庫急増、国産ブランド車の販... :
レコードチャイナ:<レコチャ広場>中国の製造業は臨界点に達した? :

経済成長率が鈍化したとき、その時におそらく不満が一挙に吹き出すのでしょうが、インターネットの普及は不満を拡散し、増幅する装置として働いてきます。しかし、そういった混乱や葛藤を経ないと、中国の経済や社会も成熟していかないのでしょう。

さて情報革命の時代を中国は乗り越えることができるのでしょうか。中国に限らず、情報革命の時代にはたして適応できるのか、あるいは情報革命をバネにした成長を実現できるのかに時代の焦点が次第に移ってきているように感じます。

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