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昨年は好調だったKFCが3月以降に調子を落としています。既存店の月次売上高で4ヶ月連続の対前年割れです。マクドナルドも昨年ほどの勢いがないとは言え、まずまずの推移なのとは対照的です。
FF


この不調の原因はなにでしょうか。

念の為に「KFC 不振」で検索すると、面白いブログがありました。「数%」と「スーパー銭湯」は似ていて、「KFC」は「経営不振」に聞こえるとか。
数%のスーパー銭湯と経営不振のKFC(´∀`)|KY7のブログ :

友人と、ケンタッキーフライドチキンを「KFC」と略して色々としゃべっていると、横で聞いていた友人の彼女が「なになに?ケンタッキーって経営不振なの?」・・・

「KFC」が「経営不振」と聞こえていたようです。ヾ(@°▽°@)ノ
それは冗談として、競合による影響がじわじわとではじめているのかもしれません。米国ではマクドナルドに押され不振だといわれていますが、日本でも、昨年からマクドナルドの攻勢がはじまりました。昨年でもチキン市場3950億円のうち、マクドナルドのチキンの売上げが640億円で、すでに16.3%のトップシェアを持っていたそうですが、さらに伸ばしている可能性があります。さらにコンビニもチキンには力を入れてきており、コンビニとの競合関係の影響もあるのではないでしょうか。

マクドナルドとは店舗数で2倍以上の開きがあり、利便性ではコンビニが優っています。独自性をだして直接競合を避けるのが正攻法でしょうが、いきなり若い女性に絞った次世代店舗というのはチャレンジとしては評価できるとしても、展開できる立地が限られるので成果はどうかと感じます。
Welcome to KFC Group Web Site :

次世代店舗よりも、既存店の活性化という足元に注力するとなると、やはりまずは客数が取れるメニューづくりが欲しいところです。

KFCは中国市場では、現地にあった経営、また中華料理と融合させたメニューで成功していると伝えられていますが、まずはなにかの変化が感じられ、訪問したくなるようなマーケティングが必要なのでしょう。
ケンタッキーの中国での成功、秘訣は現地に合った商品と経営―米紙(Record China) - livedoor ニュース :

さてどれぐらいのスピード感で手が打てるかの勝負どころでしょう。3・11以降は消費に変化が生じてきており、その風を読むためにもなにか手を打ってみてはと感じます。


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