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昨日はセミナーが無事終わりました。ご参加いただいた皆さまには心から御礼を申し上げます。なにかのヒントになったでしょうか。

さて、九州電力の「やらせメール」で他の電力会社についても信頼が低下することは避けられません。しかも菅内閣の迷走で、現在定期点検で休止している原発の再稼働は来年までもちこされる見通しだといいます。たとえ原子力施設そのものは安全だとしても、その運用の信頼が損なわれ、もはや原子力推進という選択肢はなくなったも同然です。

原子力から再生可能な自然エネルギーへ移行し、中央集約的な電力供給から、地産地消型の電力供給へという流れについての国民のコンセンサスが生まれつつあります。そして、節電市場はすでに活性化しはじめています。扇風機が売れ、節電型のエアコンへの買い替え需要が生まれ、LED電球の需要も急進し、白熱球を上回りはじめています。暑さを凌ぐための機能性衣料でユニクロも好調です。さらに電力不足は、ライフスタイルにも大きな変化を生みつつあります。

変化はイノベーションを生み出すチャンスです。日本は、大きな戦略を描いて変革を起こすことは決して得意ではありませんがニーズの変化に対しては敏感です。

すでに民間企業では、そういった好機をとらえようとする動きも見られますが、この流れのなかで生まれてくるイノベーションは、新たな日本の競争力の源になってくるはずです。なぜなら、世界では、まだまだ電力が不足している国も多く、少ないコストで発電施設をつくれ、資源も輸入に頼らなくてすむ技術、少ない電力消費で大きな効果が得られる技術へのニーズが確実にあるからです。ただ、気になるのはそこに新しい利権が生まれ、さまざまなイノベーションが起こってくることを阻害しないかです。

知人のミステリー作家で、もともとは原子力の研究者であった高嶋哲夫さんから、『風をつかまえて』(文春文庫)が本日発売されるというお知らせメールが来ました。

メールによると、「流行りの(?)の風力発電のお話。これを買えば、いや読めば、風車はバッチリ。自然エネルギー通になれること間違いなし。」だそうです。太陽光しか眼中になく、取り憑かれたようになっている人が思い込みから抜け出すにはいい本かもしれません。

自然と共存する、自然を活用する発想は古来から日本文化に根強くあり、得意とするテーマです。きっと世界をリードする技術や社会システムが生まれてくるだろうと思います。

政治の世界はあいかわらず迷走し、ライバルを倒すことばかりに囚われ、暗さを感じます。それは政治への信頼を失わせるばかりです。もっと問題解決への知恵とエネルギーで競いあってもらわないと、国民からすれば存在価値がありません。

ライバルに釘付けになっている視線を解き放ち、新しい発想による震災の復興、また将来に向けた日本のビジョンづくりやイノベーション促進政策で競いあうように転換して欲しいものです。政治家の人たちは一度冷静になって、自らの顔を鏡で見てください。そこに映っているのは本当に、志をもって政治家を目指した本来のあなたの顔でしょうか。


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