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私と家内を除く家族全員が東京都内で暮らしています。地震が起こった当日はなかなか連絡が取れず、無事を知らせるメールが入ったときはやはりほっとしました。

また、今回の地震の様子も知らせてくれ、また電話が通じるようになってからは話も聞くことができましたが、やはり相当苦労があり、大変だったようです。

家族全員が、阪神淡路大震災の際に大阪で激しい地震の揺れを体験したのですが、今回の東京での揺れは、阪神淡路大震災の時の最初の強い揺れほどではなかったものの、その後も長く強い揺れが繰り返しやってきたために、当時よりも恐怖心を感じたそうです。ツイッターで地震揺れに酔ったということをつぶやいていた人が目立ちましたが、相当の横揺れがあったのでしょう。

午後四時に都内にむけたバスに乗ったところ、実際に家にたどり着いたのは午前四時であったとか、自宅に戻ると家の中が散乱し破損していたとか、壁紙に亀裂がはいり剥がれていたとか、スーパーで食料品がなくなっていることなど、首都圏での被害状況が伝わってきましたが、仕事関係の方からも仕事先からの帰宅が大変だった旨のメールが届いています。

首都圏も、電力の必要供給量の確保が困難な状況であり、また東北方面の幹線道路の破損もあって、東北方面からの食料品などの物資の供給も充分には行えない状況を考えると、なにかと不便な状況が続くとは思いますが、ぜひ冷静に対応されることを心から願います。また、一日でも早く平常に戻ることをお祈り申しあげます。

さて、政府から悪質なチェーンメールがあることが発表されていましたが、ツイッターでも、確実でない情報を流す人が散見されます。
なにを考えているのかと言いたいところですが、悪質です。確実性が乏しい情報はリツイートしないことを願います。いたずらに不確実な情報を流し、不安を助長することは、この非常時はしてはいけないことです。良識に期待いたします。

こんなときこそ、この非常事態を乗り越える覚悟と意志を分かち合いたいものです。きっと東北方面の現地に行けるようになると、多くのボランティアの方々が向かわれるでしょう。若い人達のそんな元気な姿こそ、きっと現地の被災者の皆さまの心の糧と支えになるものと思います。

不安を煽るよりも、困難を克服する強いエネルギーこそが今求められているのではないでしょうか。

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