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博報堂が、世界18都市における「日本製品」と「韓国製品」に対するイメージを比較・分析した結果を発表しています。
博報堂Global HABIT 2010:世界18都市における日・韓製品イメージ比較調査  :

「高品質イメージ」で、日本製品は平均60.6%で韓国製品の20.5%を圧倒しており、さらに「カッコイイ/センスがいい」でも日本製品は42.2%と、韓国製品の32.1%を上回り、「活気や勢いを感じる」では、日本製品の38.0%と33.7%と拮抗しているという結果だったそうです。

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また、「日本」から連想するモノ・サービス・エンターテイメントは、1位「家電製品/AV製品」(65.7%)、2位「デジタル製品(PC/携帯電話/デジタルカメラ)」(60.8%)、3位「自家用車」(57.3%)で、韓国製品は「連想される項目には都市によってかなりバラツキが見られ、日本に対するような世界共通の強いイメージは確立されていない様子が伺えます」としています。

しかし現実は、日本から連想される上位の製品でも、デジタルカメラと自動車以外は韓国製品に押され、惨憺たる結果です。日本製品が市場で圧倒しているのは日本ぐらいではないでしょうか。

部品や素材の場合は、「高品質」は決め手になります。だから実際に日本の部品や素材は強いのですが、消費財の場合は、現実と照らしあわせると、日本製品が韓国製品をイメージで圧倒している「高品質」が商品選択の決め手としては疑わしいということでしょう。

日本製品と韓国製品を実際にイメージ比較したいのなら、どちらの製品を買いたいかという質問が欠かせないのですが、このレポートには含まれていません。だから、韓国製品が優位に立っているのは、もっと違うイメージであり、人びとが求めているのはそちらのほうだと考えるほうが素直です。

おそらく、こういった製品やサービスのイメージから問いかけるのではなく、生活者の視点からの質問に置き換えれば、いろいろヒントはでてくるのかもしれませんね。

たとえば、どちらが「買いやすいか」とか「自分にあっている」とか、「楽しいか」、「自慢できる」、「ワクワクできる」、「新しい体験ができる」とか
製品ではなく、顧客へ。その転換ができるかどうかではないでしょうか。
昨日の名古屋でのセミナーでもご紹介しましたが、コトラーはこう言っています。

「われわれは現在、顧客が主導権を握る顧客経済の時代に生きている。これは生産能力の過剰からもたされた結果である。不足しているのは製品ではなく、顧客なのだ」


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