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政治家がブログを持つのもあたりまえ、またツイッターでつぶやいている人も数少なくありません。さらにインターネット動画で直接語りかけることが、秋葉市長、民主党の小沢元代表、菅総理と立て続けに起こってきました。Usrtramで不出馬会見を行なった秋葉市長は地元のテレビ局以外はすべて記者会見すら拒絶しています。
秋葉忠利広島市長不出馬会見(youtube)

こういった動きを橋下知事は、記者会見で「最後の既得権益のかたまりであるメディアに風穴が開きつつある。いま、メディアのみなさんは、権力者の首を代えられる力もあるが、いよいよ、(インターネットという)無限大との競争になると思う」として、大阪都構想に対する報道の現状への不満をぶつけたようです。たしかに、大阪都構想には今の構想段階で具体性がないといった不毛な批判が目立ってきているように感じます。
【橋下知事会見詳報】(12日)メディアと無限大のネットが競争になる - MSN産経ニュース :

産経はもうひとつさらに詳しく書いた記事を加えていますが、経営に苦しみ、窮地に立ったメディアらしい言葉で締めくくられています。
ある府幹部は「明らかに勉強不足のまま質問する記者や、持論ばかりを述べる記者もいることは確かだが、最近の知事の様子には、どこか余裕のなさを感じる」と、2時間近くに及んだ会見に疲れた様子を見せた。
橋下知事、報道に不満爆発「直接ネット発信考える」 批判記事記者へ逆質問 (1/2ページ) - MSN産経ニュース :

橋下知事が実際に余裕を失い、焦りや疲れを見せているのかどうかは知る由もありませんが、余裕を失い、焦りや疲れを感じさせているのはむしろマスコミのほうだということにそろそろこの記者も気づくべきだと思います。いかにも取材を行い、客観性があるように装って、自らの主張や感情を紛れ込ませる手法が、このネット時代にはもはや古臭いのです。

記者クラブとフリージャーナリストの軋轢の様子を、フリージャーナリストの田中龍作氏がブログで連載していらっしゃいます。読んでいると、最後の砦かも知れない既得権益を守ろうとする記者クラブ側の行動は見苦しさすら感じます。

ついに激突! 記者クラブVSフリージャーナリスト  田中龍作ジャーナル:
〜その1〜
〜その2〜
〜その3〜
〜その4〜
〜その5〜

しかし新聞社が焦るのも無理はなく、2005年から毎年一般紙の発行部数は対前年比を割りつづけており、朝夕刊セットを1部で計算すると、2010年は、4,491万部でしたが、2005年と比べると、228万部減少しています。
週刊ダイヤモンドが過去4年の売上高の平均減少率から算出していますが、大手新聞5社の売上高が、今後半減するまでに、産経新聞が7年、朝日新聞が11年、日経15年だそうです。新聞メディア崩壊にむかってタイマーは着実に回っているのです。

しかも産経新聞は今年、150億円分の社債の償還期限をむかえ、フジテレビの傘下に入る以外に、先行きの見通しもない状態のようです。

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なんらかの経営の改革が必要なことは目に見えているのですが。しかし会社が変わることが難しいのは、経営が悪化し、先行きが見えなくなればなるほど、既得権益をもった人たちが、リスクを恐れて最後の逃げきりの保身に走り、改革の芽を摘みとることが起こってくるというのはよくある話です。

そういった状況に、不満を持ち、希望を失った人材の流出がどんどん進んでくると思います。そういった人たちが、フリーで活躍したり、新しいメディアを創造する大きな流れが生まれてきたときに、日本も変わっていくことができるのかもしれません。
この記事を書いている産経の記者も、バッチを捨て、フリーになればおそらくこの記事もまた違ったものに変わっていたのではないでしょうか。

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