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このタイトルは3年前の日経トレンディの記事タイトルを借りたものですが、その後、さらに『合格祈願商品』バトルがエスカレートしてきています。
菓子業界だけでなく、他の食品業界や文房具からの参戦も増え、さらに熱いバトルになってきています。
もう一つの受験戦争? 過熱する菓子メーカー『合格祈願商品』バトル -  :

東洋水産の「願掛け」(あんかけ)、「点づくり」(麺づくり)、「おかげ様」(おこげ)の語呂合わせでストーリーをつくる商品まで登場し、どこまでエスカレートするのでしょう。

一昨年には、「合格祈願済み」をうたう商品に対して、神社本庁が駄目だと通達したという出来事もありました。
ラーメンや文房具「合格祈願商品」 神社本庁「ノー」と通達 (2/2) : J-CASTニュース :

『合格祈願商品』の先がけといえば、ネスレの「キットカット」が浮かんできます。九州地方の言葉でキットカットを「きっとかつとぉ」と呼ぶことから、「きっと勝つ」という語呂合わせが生まれ受験生の間で広まり、それをネスレが見逃さず、さらに全国に広めたマーケティング事例としてよく紹介されています。最近では、ふたつ買えば、キットカットツー(KitKat Two)とも言われているようです。

まあ、たわいもない話といえばそれまでですが、受験生や受験生を抱える家族にとっては、心理的な重圧をちょっと解放するグッズはうれしいものかもしれません。しかし、さまざまなメーカーが『合格祈願商品』戦争に走る背景を考えると、大変なのは受験生やその家族というよりは、メーカーのほうではないかと感じてしまいます。

消費が伸びず、各社とも売上げが伸びないなかで、スーパーやコンビニの売り場をめぐっての争奪戦となります。そのために目先を変える新製品をどんどん投入して、なんとかシェアをあげようとするのですが、目先しか変わっていないものは市場での寿命も短く、やがては市場から消えていきます。『合格祈願商品』も、そんな競争のなかで各社が飛びついてきているのでしょう。

そういった『合格祈願』でも、心温まる出来事が書かれているブログがありましたのでご紹介します。体験に勝るものはないということかもしれません。

合格祈願商品よりもご利益がありそうなサービス: スーパーを遊ぼう! :

さて、今日はその高校受験の受験料を払うため
地元大手銀行に行きました。
そこで予期せぬ嬉しい出来事があったのでお話しますね。
振り込み用紙を2枚差出し「お願いします」と
受験料を渡し、数分待っていたら

「お待たせしました。」
と、納入証明書2枚と長細い箱が一つ目の前に

そして 「合格なさいますように。」と小声でささやいてくださいました。
その箱には『防府天満宮 合格祈願』と書かれていました。
中にはおそらく鉛筆が2本ほど入っているのだろうとわかりましたが
この時期、親にとっては何よりうれしいサービスでした。
それが、ビジネスだとわかっているのに
なぜか涙が出そうになりました。

本当にうれしかったなあ。

『合格祈願商品』もあまりエスカレートしてくると、珍しいものではなくなり、次第に話題性も価値も失ってきます。また『合格祈願商品』にすがっているのは、受験生やその家族というよりはメーカーのほうではないかと感じさせてしまうことにもなってしまいます。社内は盛り上がるかもしれませんが、あまり熱くなりすぎないほうが無難だと感じます。


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