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中央日報が、北朝鮮羅先(ナソン)経済貿易地帯(特区)に、中国の国有企業「商地冠群投資有限公司」が過去最大の20億ドルの投資を行うことで合意したことを報じています。
火力発電所、道路、タンカー専用埠頭、石油精製工場、製鉄所を建設する計画で、北朝鮮の地下鉱物資源の開発を進める計画とか。北朝鮮のGDPは2008年で260億ドル程度と推定されているので、北朝鮮にとっては大きなプロジェクトです。
中央日報 - 中国、北朝鮮の羅先特区に20億ドル投資…過去最大 :


中国が、この間北朝鮮との対話を呼びかけていた背景が見えたように感じるとともに、北朝鮮は中国による経済植民地化に、経済再建と金体制の生き残りをはかる選択を行なったともいえなくもありません。

そういえば、韓国が米国との合同軍事演習を行ったことに反応してこなかったこと、さらに韓国政府に対して、2国間会談を無条件で開催するよう要請してきていることなど、なにかこれまでの北朝鮮の瀬戸際外交とは異なった動きを不思議に感じていましたが、この投資話が裏にあったからではないでしょうか。
北朝鮮、韓国に「無条件会談」を要請…緊張緩和が狙いか [サーチナ] :

北朝鮮が中国を警戒しているという記事も流れていますが、もしこの投資の合意が事実なら、まったく違う方向に現実は進んでいたことになります。北朝鮮をめぐる情勢も変化が起こってくるのではないでしょうか。

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