東芝のタブレットPC発表に続き、パナソニックからも「ビエラ・タブレット」発売の発表がありました。
クラウドサービス事業に向けて、スマート端末「ビエラ・タブレット」を開発 | プレスリリース :
このニュースリリースを見る限り、「体験重視」を前面に押し出し、「インターネットテレビ単体で体験するサービスとは異なる、新しい価値を提供します」とテレビ視聴とSNS(ソーシャルネットワークサービス)と連動したコミュニケーションという線を狙っているように感じます。
また、パナソニックは、ネットTVの独自のOSを無償公開することを正式発表し、国内外のテレビメーカーなどにソフトの採用を働きかける動きにでるとのことです。アップルTV、グーグルのアンドロイドTVの一翼に食い込むことができるかどうか、面白くなってきました。
パナソニック、ネットTVのOS無償公開を正式発表 :日本経済新聞 :
インターネットテレビも、3Dがまったく不発のままで、3Dに変わる切り口が求められてくるでしょうから、おそらくさらにホットな話題が今年中には飛び出してくるのではないでしょうか。
やはり、今年はさまざまなことが動き出す一年になりそうです。
それにしても、海外メーカーも含め、タブレットPCへの殺到ぶりはすさまじく、大価格競争を予感させます。
米国の調査会社Forrester Researchの予測は、2015年には米国のネット人口の三分の一は何らかのタブレット・デバイスを所有することになるだとうという予測をしているようですが、そういった市場の伸びと、参入が遅れれば大きな市場機会を失うという恐れもあって、各社がキャッチアップを急いだということでしょうか。
Forrester、米ネット人口の3分の1は2015年までにタブレットPCを持つようになると予測 :
タブレットPCがパソコンと異なることは、携帯性に優れているだけに、利用する生活空間が広がり、利用目的も多種多様になってくるはずで、やがてなにかプラスアルファの目的を広げる特徴のある機種や、プラットフォーム、またそこにアプリが登場してくるというのが自然な読みになってきます。タブレットPCの個性化と、分化の流れです。
総合型でいけば、先発のiPadをキャッチアップすることは難しく、またアンドロイドではサムスンのギャラクシーも立ちはだかっています。うまくなにかに特化し、差別化するしくみが生まれてくることを期待します。
そういう点では、まだ詳細はわかりませんが、パナソニックがテレビとの連動や、テレビ視聴で特徴を持たせるのは着眼としては面白いと感じます。あとはマーケティングの展開力次第でしょうね。
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