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このところグーグルの動きが急です。毎日、なにかがニュースになっていて、今日も気がついてみると、グーグルのブラウザー向けのアプリケーションのマーケットプレイス「Chrome Web Store」がオープンしていて、さっそくいくつかをChrome にインストールしてみました。下記リンクをChromeブラウザーで開き、まずは拡張機能のAppLauncherをインストールすればあとはどんどん無料のアプリをインストールしていけます。
「Chrome Web Store」

ファッションのショッピングサイトを開設したこと、NHKが番組をYOUTUBEで流し始めたこと、また電子書籍のストアが米国向けでオープンし、来年早々には世界中で展開されることは、このブログでも取り上げたばかりです。

もう抵抗するのは無駄だ
いよいよグーグルが電子書籍配信をスタートさせる模様
グーグルがファッション・サイトに参入の驚き

さらに、グーグル開発のパソコンOSの発表がありました。これはスマートフォンやタブレット端末、またインターネットテレビにむけたアンドロイドと同様に無償提供され、韓国のサムスン電子および台湾のエイサーより来年上半期中に発売するというのもありました。ちょっとまだネットブック、タブレットPCとどのようにポジショニングがちがうのかがピンときませんが。
米グーグル、パソコン用「クロームOS」を発表-搭載ノートPCも

また一度は失敗したグーグルのスマートフォンを再チャレンジすることも発表しています。
グーグル、「Nexus S」スマートフォンを発表


こちらは、機器を売るマーケティングの力がないグーグルが、自社ブランドのスマートフォンに再チャレンジしても、よほど協力してくれるキャリアでもない限り、また失敗ということになりそうな予感がします。クラウドでヤフーと提携とか、なかには、米グルーポンから買収を拒否されたというものもありました。

それにしても、アップルとマイクロソフト両社に挑戦するというのは、どうでしょうね。下手をすると焦点がほやけます。マイクロソフトを刺激し、本気になってくれれば、ユーザーとしては選択肢が豊かになり、競争を眺めるのも面白くなってきます。
グーグルの急な動きに、マイクロソフトも動き始めています。めざしていたところはよかったにもかかわらず中途半端に放置していたとしか思えないWindowsLiveをようやく強化しはじめました。
無料メールHotmailの国内全ユーザーが「クラウド版MS Office」を利用可能に

さて、アップルが戦略的にサプライズをつくって、広報しているのに対して、どうもグーグルについてはパラパラとニュースがでてきており、アップルが「狙って撃つ」戦略であるのに対して、グーグルはあちこちに「機銃掃射する」戦略スタイルになっています。むしろそのあたりは戦略がないようにすら感じます。
OSが無償ということで、主に日韓のメーカーがグーグル連合に加わり、マーケティングはそれぞれのメーカーが担うから、それでいいのかもしれませんが。

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