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外食産業で、牛丼の低価格攻勢で勢いのあるゼンショーグループが、連結売上高でマクドナルドを抜き日本一となりました。さっそく日経ビジネスオンラインが、それを取り上げた記事をあげました。その冒頭でこう書かれています。
ゼンショーを日本一に押し上げた背景には、その徹底的な低価格路線がある。
消費者の財布の紐は依然として固い。外食業界で勝ち抜くためには、今後も低価格路線を強化することが必須。ゼンショーの躍進はそのことを改めて印象づけることになった。
【外食】すき家のゼンショーがトップへ

なにかしっくりこないのです。最後はこう締めくくられています。
サービスや品揃えといった相反する二兎を追わなければならない厳しい時代に突入している
その通りで、その二兎を追うビジネスのしくみづくりで成功した企業が最終的には勝ち組となります。しかも、それで高い利益をあげる企業が本当の勝ち組といえます。売上だけでなく、利益がどれだけとれているも見てみると、また違った側面が見えてきます。

いくつかの勝ち組企業をピックアップし、Yahoo!ファイナンスで規模を比較するために、中間決算で決算結果を表にしてみました。

各社の売上高と営業利益比較(中間期決算)
利益

ゼンショーは売上ではマクドナルドを抜きましたが、営業利益額ではマクドナルドのおよそ半分程度でしかなく、売上ではおよそ四分の一のサイゼリヤとあまり変わらないことがわかります。それにしてもサイゼリヤの営業利益率の高さが際立っています。

「安さとともに、手厚いサービスや品揃えといった相反する二兎」を価値とすると、そんな価値革命をしくみとして実現し、高収益な会社が、本当の勝ち組としての質を持っていることになります。

ゼンショーは規模拡大には成功していても高収益型のビジネスモデルはまだできていません。それが、なんとなくゼンショーが売上高日本一といわれても、しっくりこない原因かも知れません。
ちょっと分野は違いますが、ニトリの営業利益率が18.1%というのも目を引きますね。

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