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次々とヒットを飛ばす宝島社。その宝島社が本の体裁にして発行した「電子たばこ」が210万部売れたそうです。
電子たばこ「本」にしたら大うけ、210万部(YOMIURI ONLIN)

IMG_0251初版は20万部から増刷を繰り返し、さらに10月からのたばこ増税で火がついた格好です。書籍ルート、コンビニを押さえたこと、また書籍の形態にしたことで商品そのものがPOPの役割を果たしていること、また価格が2500円というのが効いていると思います。

実際、たばこ増税を機に禁煙をしたいという人は多いとしても、電子たばこで禁煙できるという保証はなく、それに大きな投資をしようとは思いません。2500円なら、チャレンジしてみようという気持ちにもなります。
ネット通販では1万円を超えるものから、もっと安いものもあるようですが、手軽に試してみる、あるいはブランドイメージという点でも書籍やコンビニルートは適しているのでしょう。

宝島社は、雑誌スイーツの価格戦略で成功して以来、ブランドのグッズを書籍ルートで売る「ブランドムック」の大ヒットなど次々とヒットを飛ばし続けている元気印ですが、もはや雑誌社というよりは、マーケティング会社へと変化してきているように感じます。

雑誌と物販が融合しはじめているわけですが、売り上げも絶好調で、オリコンによる2010年上半期書籍市場の調査結果によると、対前年同期のなんと38.3%増の108億円を達成しています。

「ムック」好調で宝島社が躍進、前年同期比約4割増
■オリコン2010年上半期書籍 全体売上表

業界の「際」を破ることで、さまざまな新しいマーケティングも生まれてくるという好例だと思いますが、平成13年に、材質などの規制が緩和されたこと、平成19年に景品の上限額が引き上げられたなどの規制緩和があったことが雑誌を変化させた要因です。

宝島社の躍進は、イノベーションはなにも技術開発だけのことではないこと、また「際」を破るマーケティング、さらに規制緩和によって、知恵が生まれてくるいい事例だと感じます。

メールマガジン『発想を思い切り変えよう!視点を変えれば先が見えてくる〜大西宏のマーケティング発想塾』を創刊しました。マーケティングの知識を深めたい、また発想を変えるためのヒントや切り口が欲しいという方はぜひどうぞ。


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