
自動車の燃費をめぐる開発競争がホットです。
日産が「フーガ」に独自技術のハイブリッドカーを追加すると発表しています。独自技術でのハイブリッドカーは10年ぶりで、ハイブリッド競争にも拍車がかかりそうです
昨年のハイブリッド車の国内での出荷台数は、前年比3.85倍の46万6631台。今年に入ってもその勢いは止まらかったのですが、補助金の終了で減速し、首位を走るプリウスの登録台数も、9月は前年比85.8%で前年割れとなりました。
エコカーは、マツダがハイブリッド車並のガソリン1リットルあたり30キロの低燃費の新開発ガソリンエンジン搭載車を来年前半に投入すると発表したこともあり、電気自動車、ハイブリッド、ディーゼル、ガソリンと、方式の異なるエンジン競争になってきています。どんどん競いあうことを期待したいものです。
電気自動車は、価格、走行距離、充電のインフラ整備の課題があり、まだまだ特殊な需要ということでしょうが、電気自動車で注目されていたGMの「シボレー・ボルト」に、エンジンが搭載されていることで物議を醸しています。駆動は主にモーターを使うけれどそれでは走行距離が短いのでエンジンを補助に使うということです。それでは、モーターによる駆動比率をあげるプラグインハイブリッドとの違いがあいまいとなり批判されるのも無理ありません。
二年前からプリウスに乗っていますが、走行距離は5万キロ近くになります。平均燃費はリセットしていないので、購入してからの平均燃費は21.3キロで、最近はそのあたりで落ち着いています。
プリウスの燃費が落ちるのは、ひとつは坂が多い道路での走行を続けることと、冬季で暖房のためにエンジンが回る時ですが、高速道路の走行で燃費は落ちません。東京・大阪間なら満タンにすればほぼ往復できます。
さて、円高が自動車産業を襲い、円高の影響が経営を圧迫し業績悪化が懸念される報道がずいぶんなされていましたが、各自動車メーカーの2010年4〜9月期決算がそろそろでます。それぞれ、計画を上回る見通しだそうで、焦点が下期の見通しに移ってきています。エコカー減税の後押しと途上国市場での販売増が寄与したようです。
〔決算みどころ〕自動車大手は下半期見通しがポイント、円高などへの対策に注目
円高の危機を声高に叫んでも、ドル安を阻止することはできないわけで、社会に不安を広げるだけです。それよりは、円高をどう活かすかの議論を深めたほうが健全です。
そういえば、海外留学をする人が激減してきているようですが、円高は確実に海外留学にとってはチャンスです。米国ならコミュニティカレッジなら入学も簡単だし、費用も安く、真面目に成績を納めれば、そのまま単位を引き継いで大学に進学できます。
高校生を抱える家庭では留学も視野に入れることもお勧めします。これからは海外の言葉を自由に駆使できることが重要になってきますし、留学することで視野も広がります、
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よく、企業の業績はよかったんだからめでたしめでたしとおっしゃる方がいます。それは、そこに働く人やリストラされた人にとってもでしょうか。働いている日本人の割合が5%や10%になっても、日本企業だ、業績よければめでたしめでたしなのでしょうか。
今の日本は論理のすり替えや印象操作で溢れすぎです。もっと本質に切りこんでほしいです。