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IKEAは非上場企業であり、売上高は公表されていますが、利益などは創業以来公開されていませんでした。
しかし、元社員が閉鎖的な企業文化を批判した『イケアの真実』という本が出版されたことに反論するためか、創業以来67年間で初めて純利益などの内部資料を公表したことがフィナンシャルタイムスの記事にでていました。
Ikea lifts veil on results for first time

同記事によると、2009年の純利益は25億ユーロで、売上高は217億ユーロ(2兆5千億円)の11.6%となります。また2010年は、対前年7.7%増の231億ユーロの売上げを見込んでいるといいます。また中国やロシア、インドにも進出する意向があり、出店が計画されている韓国やセルビアを含め2010年内に12の新店計画があるそうです。

今回の異例の情報公開は上場にむけてのものかと疑わせますが、それは考えていないとIKEAは否定しており、従業員やサプライヤーに対する情報公開の一端なのでしょう。

重要なことですが、ユニクロは2010年8月期で売上高純利益率が8.3%を見込んでおり、またニトリも2010年2月期の売上高純利益率も8.3%と、それぞれ、H&MやIKEAには見劣りするとはいえ、立派な高収益企業です。

いずれの企業も、企画から調達、また物流、販売を統合した企業であり、生産は途上国に行わせ、しかもブランド戦略を重視していることが共通しています。
つまり、低価格で高収益なブランド企業が、成長し、勝ち残る時代になってきたことを物語っているようです。

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