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早朝2時から始まったアップルのスペシャル・イベント中継があり、新しいiPodの紹介、またiPodがポータブルゲームプレイヤー市場でトップになったことの報告、またiOS4.1の紹介など盛りだくさんの内容でしたが、なんといっても、サプライズは、iTunesにソーシャルネットワーク機能をもたせたPingがスタートすること、もうひとつは新しいAppleTVをまもなく発売することです。


iTunesのほうは、きっとクラウドの活用かなと思っていただけに、ソーシャルネットワーキングというのはちょっと意外でした。意外だけれど、またアップルは音楽の世界を再編しそうです。佐々木俊尚さんが、アップルが、音楽をアンビアント化させた、つまり、それぞれが流行やトレンドと関係なく、好きな音楽を日常の空気のように聴く時代をつくったと書いておられましたが、ソーシャルネットワーキングがスタートすれば、売り手ではなく、人々が音楽の新しいトレンドを生み出す時代に入っていくのでしょう。

AppleTVは、予想していたことですが、驚きは、保存機能をなくし、手のひらに乗る小さな周辺機器にしてしまったこと、本体が99ドルという低価格を打ち出してきたことです。リモコンもシンプルでスマートなデザインです。これなら気軽に買えます。

AppleTV

アップルの次のサプライズはテレビだと予想してみる(過去記事)
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当然、写真アルバムを見たり、Youtubeを見ること、レンタルDVDを借りることもできますが、目玉は、テレビ番組はストリーミングで、一番組をなんと99セントで見ることができるというのです。

実に思い切った戦略です。これまでのAppleTVがヒットしなかったことを素直に認め、「安い、簡単、キレイ」を実現し、リビングでインターネットテレビを見る新しい生活習慣を創造しようという意図でしょう。まさに市場創造の戦略です。

確かに、機器も安く、またアップルが番組を売って手に入れる販売手数料も少額なために、売上や利益額は、最初は小さいかもしれません。
しかし、これで屋外でも、リビングでも機器をソフトでつなぐことができ、ユーザーがアップルに接する時間は確実にあがります。時間を制すれば、そこには必ず新しいビジネスチャンスが生まれてきます。利用者さえ増えれば、ポータル画面を広告メディアにすることもできます。

日本でも、NHKはインターネットで、ケーブルテレビや光テレビ、またアクトビラなどを通じたビデオ・オン・デマンドはありますが、機器の問題、また契約の問題など面倒で普及が進みません。

場所もとらず、テレビにつなぎ、あとは無線LANでネットに接続するだけ。番組も安いということであれば、今でも欲しいと感じます。パナソニックやSONYなど日本のメーカーにも、同じような発想があるのか興味のあるところです。

しかし、たとえ99セント、つまり今の為替レートで行けば80円程度、キリよく100円でもいいと思うのですが、そういった市場が生まれると、日本のテレビ番組も変わってくるのではないでしょうか。

テレビ局にとっては、新しい収入源となるだけでなく、番組内容の切磋琢磨が起こり、番組内容が充実し、結局はテレビメディアの価値もあがる絶好のチャンスとなるように感じます。


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