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テレビは、いまなお人々が接する時間が最も長いメディアです。しかし、欠点は時間に縛られていることでしょう。見る側からすれば、つねに受身です。
たまたまテレビをつけた時間に見たくなるような番組をやっていないと感じることも多いはずです。

もちろん番組を予約して録画すればいいのでしょうが、そこまでやるほど、テレビ番組をチェックしているわけでもなく、あとで気がついて、見逃してしまうということになります。

もっと、放送時間と関係なく、自由な時間に好みのテレビ番組を見たいというニーズはきっとあると思います。

しかし、現実はビデオ・オン・デマンドの市場はまだ小さく、利用も進んできているというのとは程遠いのが現実です。

NHKのビデオ・オン・デマンドのパソコンでの会員数は2010年2月時点で約38万2千人にすぎません。受信料を支払っているのに、また料金を支払うということがネックになっているのでしょうか。

ビデオ・オン・デマンドをやっているCATVは日本では一般的ではなく、またテレビをネット接続していればアクトビラなどでビデオ・オン・デマンドを利用することもできますが、まだまだテレビをネット接続している家庭は多くはありません。
潜在需要はあるけれど、まだその需要を掘り起こすイノベーションが起こっていないのが現実でしょう。

しかし、なんらかのイノベーションが起こり、利用がしやすくなれば、化ける可能性は感じます。だから、このビデオ・オン・デマンドに、アップルだけでなく、グーグルも検索エンジンユーチューブで、ハリウッドの有力映画会社と2010年末までに世界的な有料映像配信サービスを始める交渉に乗り出しましたが、さらにアマゾンも参入への動きを。始めたようです。

 [FT]グーグル、有料映像配信に参入へ アップルに対抗
「ユーチューブ」活用  米アマゾン、テレビ番組・映画の新ネット配信サービスを検討

アップル、グーグル、アマゾンという巨人たちが競い合えば、サービスのイノベーションもきっと起こってきます。そのいずれかがブレークスルーすれば、テレビもネットに飲み込まれる、そんな時代も遠くないのかもしれません。


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