朝の6時過ぎには家を出たのですが、中国道はもう37Kmの渋滞で、名神まで伸びているというラジオの交通情報を聞きながら、箕面トンネルを抜け、亀岡を通って、京都の南丹市美山町まで足を伸ばしました。田舎の道は、交通渋滞とは無縁です。
茅葺きの里に着くと、もう稲は実をつけていました。そういえば、真夏日がつづいているとはいえ、今日は立秋で、はや季節は秋に向かっています。赤とんぼも飛んでいました。
散策がてら、畦道を歩くと、進むたびに、先でカエルがつぎつぎと田んぼに飛び込んでいきます。驚くほどたくさんカエルがいます。きっと農薬を使わなくなったからでしょう。
山間の里も、真夏の晴天の下はさすがに陽ざしが強く暑いとはいえ、木陰に入ると、風がそよいで涼しく、心地良く過ごせます。あっ、また風が通りすぎていきました。
茅葺きの家を保存したために、過疎の村も立ち直り、若い人達ももどってきています。道すがら、またおしゃれなカフェや品の良いお食事処が増えていました。そんなひとつ、古い民家を改造し、渓流を望む部屋で食事ができる「美山粋仙庵SAI」で昼食をとったのですが、食事後、お店のご主人や奥さんたちと話が合って、ついつい長話になってしまいました。大きなガラス戸が歪があり、かなり古い時代のものだと感じましたが、明治時代のガラスだそうです。
美山粋仙庵SAI(朝日新聞)
帰りに、この季節になると、棚田の休耕田におみなえしが植えられ、それはそれで美しい風景となっていたところに寄ったのですが、すべて稲作となり、青々とした田が広がっていました。2008年に撮った写真がありますが、例の戸別所得補償と関係してそうなったのでしょうか。
黄色鮮やか 里の夏。
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