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セブン&アイHDが電子書籍のダウンロード販売を行うことを発表し、さらにTSUTAYAを展開するCCCが雑誌のオンライン書店、富士山マガジンサービスと資本と業務提携を行い、電子書籍販売に進出する検討をはじめるという記事も流れていました。

楽天も、ダウンロード販売をしているアイテム数が増えてきているように感じますが、携帯キャリア3社も、NTTドコモと大日本印刷、KDDIとソニー、凸版印刷、朝日新聞連合、ソフトバンクとアップルと、いよいよ電子書籍のプラットフォームをめぐる競争が熱くなってきます。

しかし、電子書籍のビジネスは、作家や出版社といったコンテンツ、書籍を販売するプラットフォーム、実際に書籍を読む携帯やパソコン、また電子書籍リーダーなどのハードの3つのプレイヤーがそろってはじめて成り立つために、コンテンツとプラットフォーム、プラットフォームとハードの関係で複雑な様相になってきそうです。

特にハードの側の電子書籍リーダーがどうなっていくかが気になるところです。iPadは人気があるとはいえ、市場を一挙に広げるためには、より低価格の電子書籍リーダーの登場が望まれます。米国では、アマゾンがキンドルを12000円に値下げして普及をはかってきていますが、8月末に発売されるアマゾンのキンドルは日本語対応になっており、いよいよ日本でも、低価格でキンドルが発売され、アマゾンでも日本向け電子書籍が売りだされるのか、SONYが年内に発売する電子書籍リーダーが従来の「リブリエ」なのか、新しいタイプなのかはわかりませんが、また当然iPhoneやXperiaなどのスマートフォン、従来の携帯も加え、どのハードが市場を制するのかの競争が激しくなってきます。

書籍の販売プラットフォームとしては、アマゾンと楽天が実績がありますが、楽天のダウンロード販売で、今後どのハードに焦点を当てるのか、それぞれのハードに対応していくのか、独自でハードも展開するのかも注目したいところです。

いずれにしても、そういった業界の動きで、作家や出版社の動きも活発になってくると思います。いよいよ周回遅れとはいえ、日本でも電子書籍の時代がやってきそうです。

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