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グーグルの動きが急です。ThecCrunchが、グーグルが、音楽や写真の共有サイト、SimplifyMediaを買収したと報じています。音楽でも、アップルと全面対決ということでしょうか。SimplifyMediaは、iPhoneのように同期を取る面倒さが不要でダイレクトに使えるそうなので便利そうです。
(現在は、すでにアカウントのある人しか使えなくなっています)

いすれにしても、アンドロイド携帯、そしてやがてでてくるアンドロイド搭載のタブレット型パソコン、つまりiPadアンドロイド版、さらグーグルテレビに向けて着々と布石を打ってきていることが伺えます。
iTunes対抗サービスを予定するGoogle、Simplify Mediaを買収して同社技術もサービスに統合

また、今朝の日経の一面のトップに、「ソニー・グーグルと提携」というタイトルの記事がでていました。この件に関しては、ニューヨークタイムスがすでに3月17日に報じており、日本でも多くのメディアで紹介されていたし、このブログでも触れました。
ただ面白いと思ったのは、アップルから閉め出されたアドビ−が加わっていることと、またこの秋にも米国から発売されるということです。
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Google and Partners Seek TV Foothold


どの機器よりも普及し、台数が売れている携帯市場で、アップル対グーグルと機器メーカー連合軍、日本の場合はキャリアを巻き込んだスマートフォンを巡る戦いが繰り広げられていますが、いよいよ接触時間で第一のメディアであるテレビを戦地として、アップル対グーグルの戦いが始まります。

完璧主義で、自らの手のひらのなかでしか参加させないというアップル帝国と、「オープン」を掲げ、さまざまなメーカーなどと組むグーグル連合軍の、まったくスタイルの違う巨人を軸とした戦争を見ているようです。


グーグルテレビが、どのような姿になるのかが楽しみです。かつてライブドアとフジテレビの攻防で、テレビとインターネットの融合が焦点となり、熱く堀江貴文さんが語っていたことをを思い出しますが、その頂上決戦はうまくいきませんでした。楽天とTBSも同じです。
それが、機器やサービスのほうから融合がはじまるということですが、それのほうが抵抗もなく、自然に移行していくものと思われます。

グーグルにしてみれば、テレビの視聴時間をインターネットに割く環境が整えば、そこで広告の展開するチャンスが広がります。だから、パソコンからモバイルへ、さらにリビングへと自らの強味になっている広告の市場を広げるというのはオーソドックスなリーダー戦略です。
アップルにとっても、iAdという広告のプラットフォームをつくり、次のビジネスモデルに手を打ってきました。

ちなみに博報堂のメディア環境研究所が、それぞれのメディアの接触時間の定点観測調査を行っていますが、やはりテレビとの接触時間がトップであり、インターネットは新聞や雑誌を凌ぎ、第二位のメディアとなっていますが、パソコンと携帯からのインターネット接触時間を合わせても一日平均85.7分と、テレビの163.5分の半分程度にしか過ぎません。

メディアの接触時間
メディア接触時間
出典:メディア環境研究所

その第一のメディアが、インターネットと融合してくると、相当大きな変化を生み出してくることはいうまでもありません。ブロードバンド普及や利活用が大きく進むでしょう。
放送局にとっても、取り組みようによってはチャンスになります。通販サイトにとってもさらに飛躍するチャンスになり、広告も15秒とか30秒という枠にとらわれずに流せます。さまざまなサービスも生まれてくることと思います。

問題は、ハード側の液晶テレビがどう変わっていくかです。イメージとしては、録画再生機がインターネットにつながり、液晶テレビはモニターになるというのが自然な姿でしょうが、果たして、SONYをはじめとした日本の液晶テレビの救世主となるのでしょうか。

アップルは機器、ソフト、音楽やアプリを流通させるプラットフォームを独占していますが、グーグルは誰でも参加できるオープン戦略を取っています。そう考えると、SONYは先行者メリットはあるものの、なにか決定的な特許でも押さえていない限り、当然、このグーグルテレビに、みんな参入してきて大競争がはじまるのへはないかということです。

しかも、イメージとしては、今の録画再生機がインターネットにつながり、液晶テレビはたんなるモニターになるというのが自然だと思いますが、そうなるとモニターでしかないテレビは、さらにコモディティ化することも考えられます。ネットテレビを実現するには、ハードは必要だけれど、ハード側にとっては、ハードだけでは、さらに競争が激化し、利益にならなくなるかもしれません。きっとそのあたりはSONYも考えており、これまでとは違ったビジネス展開をやってくることでしょう。

インターネットテレビでも、アプリケーションを流通させるプラットフォームを制するところがインターネットテレビを制するということになるのと思います。。しかもグーグルの「オープン」という思想からすれば、いくつものプラットフォームが登場して、棲み分けたり、競争しあうということになりそうです。

さらにスマートフォンがリモコンになったり、iPadなり、タブレット型パソコンがテレビのリモコンにもなるでしょうから、結構複雑な業界地図になってきます。

ただ言えていることは、インターネットテレビが普及すれば、YoutubeにしてもUstreamにしても、ニュースや天気予報でも、お孫さんの近況のビデオを見るにしても、きっとインターネットで見ているという意識はなくなることだけは間違いないでしょうね。そうそう、Youtubeには結構、演歌あり、歌謡曲ありで、たくさんの種類の音楽のプロモーションビデオが流れているので、お年寄りにも喜ばれるのではないでしょうか。きっとカラオケ感覚の操作で、ご覧になるのでしょう。

そんな番組やコンテンツを見るときに、利用者は、それをインターネットで見ているとはきっと意識しないものと思います。つまりインターネットや機器が成熟してくると、インターネットと言う言葉は死語になっていくということです。かんたん、便利、面白いチャンネル、新しい番組という感覚になるということでしょうね。

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