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キリンがビール類の出荷量でトップになったとか、いやアサヒが販売量ではまだトップだよとか、お互いトップの座への執着しているようですが、発泡酒、第3のビールを合わせたビール出荷量は、5年連続で減ってきています。

期待の第3のビールは伸びてきており、ほぼビール類全体の3割を占めるようになりましたが、ビールや発泡酒を食っているだけで、全体としてはパイは小さくなり続けているのです。

縮小しはじめた市場では当然競争が激しくなり、お互い差別化するために、市場をセグメントした商品種はどんどん増えてきましたが、結局はスーパーなどの小売業の棚の取り合いをめぐる競争でしかなかったということです。

世界の趨勢としては、ビール業界は合併による再編によって、消費の伸びが期待できる新興市場にむかっていったわけですが、日本は乗り遅れぎみです。ビール業界も、ガラパゴス島でお互い覇権を競っているという様相でしょうか。

キリンとサントリーの合併も破綻してしまいました。文化、価値観の違いでしょう。しかし、海外での本格的な展開が遅れると、先々はさらに厳しくなってきます。なぜなら、ブランドは、最初に浸透させ、確立したほうが強く、後発にとっては大きな壁になってしまうからです。そのことはビール業界の人たちもよくわかっているはずです。

ところで、ビールに限らず、アルコール類の消費の伸び悩んできています。というか縮小傾向です。その原因として、若者のアルコール離れとか、外食機会の減少などがよくいわれていますが、高齢化も大きく響いているように感じます。アルコールを飲む量は、ある年齢から当然減ってきます。ちょっと年齢別消費量のデータがないのですが、自分自身や周囲を見る限りそう感じます。もう量を競う時代は終わっているということではないでしょうか。

ビール業界の焦点は海外展開と、第3のビールを巡る競争だと思いますが、そろそろ第3のビールではなく、第3のマーケティングを模索する時期にきているのではないかと感じます。

そういえば、「ザ・プレミアム・モルツ」が伸び、サッポロがYEBISU BARを銀座でオープンさせたりという動きもありますが、日本のビールはベルギーなどと比べると、どれも味覚が似通っており、バリエーションも少ないですね。もっと違った味覚なり、飲み方を広げてくれた方が楽しめそうです。

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